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RIM版“App Store”は「BlackBerry App World」に
RIMがBlackBerry向けのアプリケーションストアをこの春に北米と英国で運営開始する。
カナダのResearch In Motion(RIM)は、同社のスマートフォンBlackBerry向けのアプリケーションストア「BlackBerry App World」を立ち上げる。準備中のサイトが公開されており、この春に米国、カナダ、英国での運用を予定しているという。
開発者がApp Worldでアプリケーションを販売するには、まずVendor Portalに登録する必要がある。販売するアプリケーションはRIMが査定し、ガイドラインに沿っているかどうかを確認、テストを行った上で、App Worldで販売するか否かを決定する。
対応機種は4.2.0バージョン以降のOSを搭載したBlackBerryになる。
販売価格は開発者が決めることができるが、価格設定基準があり、無料の次は2.99ドル。それ以降は段階的に決まっており、最高999.99ドルまでとなっている。決済システムは当面PayPalのみ。
ユーザーは「MyWorld」機能により、BlackBerryの容量オーバー、間違ってアプリを消去、あるいは機種変更した場合などに、購入したアプリを再ダウンロードすることができる。BlackBerryを2台以上所有している場合、最初にアプリを購入したBlackBerry以外にも、年間3回までは、購入したアプリをダウンロードできる。
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