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フレパー・ネットワークスがFOMA網を使ったMVNOサービスを検討
コンテンツ販売機の運営や仮想データセンターサービスを行うフレパー・ネットワークスが、NTTドコモのFOMA通信網を使ったMVNOサービスに参入する構え。
フレパー・ネットワークスは4月10日、NTTドコモのFOMA通信網を利用したMVNOサービスの検討を開始すると発表した。ドコモとは基本合意済み。同社は携帯電話端末による音声通話やデータ通信サービスに加え、独自のアプリケーションやサービスメニューなどを設け、エンドユーザー向けの新たなサービスブランドを立ち上げる予定だ。
サービスの詳細は明らかにしていないが、コンテンツを販売するキオスク端末の運営や、データバックアップサービス、仮想データセンターサービスなどで培ってきたノウハウを基に、フレパー・ネットワークスならではのモバイル通信サービスを展開する。
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