ニュース
ドコモの2009夏モデル、アクロディアの「VIVID UI」「VIVID Movie」などを採用
アクロディアの携帯電話向けミドルウェア「VIVID UI」「VIVID Movie」「VIVID Avatar Maker」が、ドコモの夏モデルに採用された。
アクロディアは5月19日、同社の携帯電話向けミドルウェア、「VIVID UI」「VIVID Movie」「VIVID Avatar Maker」が、NTTドコモの2009夏モデルに搭載されたことを発表した。
VIVID UIとVIVID Movieは、2007年8月の包括ライセンスにより905iシリーズから一部を除く全機種に搭載されており、今回、2009夏モデルに発売予定の新モデル16機種にも搭載される。
VIVID UIおよびVIVID Movieはドコモが提供するサービス「きせかえツール」に対応。VIVID UIは「ダイレクトメニュー」に加え、ドコモの最新サービス「iコンシェル」および「iウィジェット」に対応している。
アクロディアとエイタロウソフトが共同開発したVIVID Avatar Makerは、「iアバターメーカー」として搭載される。iコンシェルに対応しており、利用者はiアバターメーカーで生成したアバターデータを、マチキャラとして使用できる。
関連記事
- NTTドコモ、2009年夏モデル18機種を発表――iモードも機能を大幅拡張
ドコモは2009年夏モデル18機種発表した。PRIME/STYLE/SMART/PROの各シリーズのコンセプトをさらに進化させ、HSUPA、10Mカメラ、BDレコーダー連携、無線LAN、防水などの機能を追加。NERV仕様の“ヱヴァケータイ”も登場した。 - アクロディア、「VIVID UI Effect Framework」を開発、ドコモにライセンス
アクロディアは、携帯UIに多彩な画面遷移のエフェクト効果を施すためのフレームワーク「VIVID UI Effect Framework」を開発。ドコモとライセンス契約を締結した。 - 多品種、小ロットのカスタマイズケータイを実現――アクロディアら4社がプラットフォーム開発
アクロディア、エヌアイデイ、レジェンド・アプリケーションズ、アイエスピーの4社が、携帯電話の機能とデザインを容易にカスタマイズできるプラットフォームを共同開発することで合意。試作版を組込みシステム開発技術展で披露する。 - アクロディア、携帯向けUIプラットフォーム「VIVID UI Suite」を発表
アクロディアが携帯電話向けミドルウェアエンジン「VIVID UI」の最新版となる「VIVID UI Suite」を発表。新たにベクターグラフィックス向けAPIのOpenVGをサポートした。 - ドコモとアクロディアが資本提携――端末の機能強化と開発効率化を視野に
NTTドコモは2月27日、ミドルウェア開発大手のアクロディアと資本提携すると発表した。端末の機能向上や開発の効率化を目指すとともに、アクロディアが推進する携帯向けサービス事業への協力についても検討する。 - コンテンツのクロスプラットフォーム展開をサポート――アクロディアの「VIVID Runtime」
アクロディアが、携帯電話向けクロスプラットフォーム環境「VIVID Runtime」を開発。VIVID Runtime SDKで開発したコンテンツはWindows MobileやAndroid、Symbianなどの異なるシステム上でも稼働する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.