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日本通信、運送事業向けMVNOサービスをMVNEとして支援タクシー無線を3G通信端末にリプレース

日本通信は、モバイルクリエイトがMVNOとして展開する運送事業向けサービスをMVNEとして支援を行うことを発表した。2016年に周波数が再編されるタクシー無線を、3G通信が可能なAVM車載端末に置き換える。

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モバイルクリエイトの3Gデータ通信一体型のAVM車載端末(Automatic Vehicle Monitoring System)サービス概要図

 日本通信は6月19日、モバイルクリエイトがMVNOとしてサービス展開する無線データ通信をMVNEとして支援することを発表した。

 モバイルクリエイトが8月1日に発売する3Gデータ通信一体型のAVM車載端末(Automatic Vehicle Monitoring System)は、タクシーの自動配車やトラック運行管理を行う装置。タクシー無線は、営業区域ごとに周波数が異なるため、利用可能エリアが限定されるという課題があった。

 AVM車載端末は人口カバー率100%のNTTドコモFOMA網を利用しており、全国的なエリア展開が可能。また配車業務の効率が(音声だけの)無線より向上し、導入/運営コストを下げることができるという。

 またタクシー無線は、2016年5月31日に現行のアナログ通信方式からデジタル方式へ完全移行するため、全国に26万台あるといわれるアナログ式タクシー無線機の切り替えが控えている。モバイルクリエイトはこの周波数移行に合わせ、無線機からAVM車載端末への切り替えを目指すという。

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