“2台持ち”のセカンド端末、ソフトバンクモバイルがトップに
MMD研究所が、携帯電話の利用実態に関する調査結果を発表。ケータイの“2台持ち”をしているという人は2割超となり、セカンド端末はソフトバンクモバイルが最多となった。
MMD研究所は7月9日、携帯電話の利用実態に関する調査結果を発表した。調査は6月19日から同22日まで、アクアカンパニーが運営する「幻創文庫」など計7社、モバイル8サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は2395人。
メインで使用している携帯端末以外に所有している携帯端末があるかどうかを聞くと、全体の23.8%がセカンド携帯を所有していることが分かった。2台目の携帯電話のキャリアは、1位がソフトバンクモバイル(iPhone除く)、2位がNTTドコモ、3位がauとなり、iPhone(ソフトバンクモバイル)は7位だった。男女別で見ると、セカンド携帯は男性の方が女性よりも所有率が高く、女性ではiPhoneよりDisney Mobileのセカンド所有率が高い傾向が見られた。
現在利用しているメインの携帯電話会社を何年継続して利用しているかを聞くと、全体的に5年以上継続して利用しているユーザーが最も多かった。MNPが始まった2006年10月以降にキャリア変更をしたとみられる3年未満のユーザーでは、男女別に見た場合、女性の方が10%ほど多い。また、現在利用しているメインの携帯キャリアは、NTTドコモが46.5%で最多となり、auが39.4%、ソフトバンクモバイルが13.8%と続いている。
なお、メインで使用している携帯電話のデザインに対する満足度をキャリア別に調査すると、NTTドコモが44.6%、auが38.5%、ソフトバンクモバイルが35.9%の順となった。
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