KDDIは同社が提供している通信モジュールの回線契約が、10月2日に100万を突破したと発表した。
通信モジュールは、通信機能を持たない機器や製品に組み込むことができる小型の通信端末。KDDIではgpsOne対応の「KCMV-200」(京セラ製)、「KCMX-100」(京セラ製)、「WM-M200」(セイコーインスツル製)など5モデルのモジュールを提供するとともに、無線経由の開通/閉塞(へいそく)を可能にするOTAや緊急地震速報などの機能を実装。業務用車両やカーナビゲーション、産業機械、重機・建機、自動販売機、電力メーター、セキュリティ端末、ハンディターミナルなど、さまざまな分野で利用されているという。
同社はまた、通信モジュールのパートナープログラムを通じて開発や営業を支援。組み込み製品の開発や営業、プロモーションを無償で提供することで、業務効率化や省力化、新規需要の創出をサポートしている。
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