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「WX220J」「WX330J」収納ポケットがついた医療用ユニフォーム
フォークとウィルコムは1月12日、フォーク製の医療分野向けユニフォームにPHS端末「WX220J」「WX330J」収納用のポケットを備えたコラボ商品を発表した。
医療分野向けのユニフォームを製造販売するフォークと、PHSサービスを提供するフィルコムが1月12日、協力して「WX220J」や「WX330J」を収納するための専用ポケットを備えたユニフォーム「7003SC」を開発したと発表した。メーカー希望小売価格は4515円。
7003SCは、フォークが販売している医療分野向けユニフォーム「カラー・スクラブ」をベースに、PHS端末を収納するためのポケットを斜めに配しているのが特長。ポケットには、女性の胸の膨らみからPHSの重さを逃がす配慮が施され、一般的な胸ポケットよりも気安いように配慮されている。また前屈みになった際に、胸ポケットからPHSが滑り落ちることがないよう、「落下防止フック」も備える。これにより、落下によるPHS本体の故障や、それにともなう看護・介護時の障害などもある程度防げる。
もともとPHSは、発生する電磁波が小さいことなどから医療の現場では数多く導入されており、ウィルコムが収集した医療現場でのPHS活用事例やPHSにまつわる課題などの情報をもとに、フォークが専用ユニフォームの開発を担当した。
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