マイクロソフト、ソフトバンクBBと協力してITソリューションの提案・販売活動を強化

マイクロソフトは、ソフトバンクBBと協力して、Microsoft Online Servicesとスマートフォンとの連携ソリューションの提案・販売活動を強化する。

[房野麻子，ITmedia]

　マイクロソフトは、ソフトバンクBBと協力して、企業向けソフトウェアの機能をクラウド型で提供するMicrosoft Online Servicesと、ソフトバンクBBが販売するiPhoneやWindows phoneなどのスマートフォンとの連携ソリューションの提案・販売活動を強化する。

　販売強化施策の第1弾としてマイクロソフトは、中堅・中小企業の顧客に対するソフトバンクBBの販促活動を支援するために、Microsoft Online Servicesとスマートフォンの連携利用シナリオを開発。また、ソフトバンクBBが実施しているキャンペーン「スマートフォン セキュリティ強化ダブルキャンペーン」の告知を共同で行なっていく。

　Microsoft Officeのユーザーに対しては、電子メールや予定表にいつでもどこでもアクセス可能にするMicrosoft Exchange Onlineとスマートフォンを組み合わせたソリューションを提案。スマートフォンを利用している、または利用を検討している顧客に対しては、情報漏えいの危険を防ぐリモートワイプ機能を実装したMicrosoft Exchange Onlineの情報セキュリティソリューションを提案していく。また、従来の携帯電話やフリーメールなどを利用している顧客に対して、初期投資や管理コストを抑えられるMicrosoft Online Servicesを提案することで、グループウェアの活用も促進する。

　両社は今回の協業を皮切りに、Microsoft Online ServicesとソフトバンクBBの各種サービスを組み合わせたソリューションを順次開発し、提供していく予定だという。