App Storeで一部の位置情報系アプリが配信停止か:「セカイカメラ」も対象に
「セカイカメラ」をはじめ、位置情報を活用するiPhoneアプリの一部がApp Storeでダウンロードできなくなっている。
iPhoneのアプリを販売するApp Storeでセクシー系アプリの大量削除があったことは記憶に新しいが、今度は「セカイカメラ」や「Yahoo!地図アプリ」など、位置情報を活用するいくつかのアプリケーションがダウンロードできなくなっている(3月4日14時時点)。
セカイカメラの公式Webサイトによれば、App Storeの審査の都合で一時的にアプリがダウンロードできなくなっているという(http://support.sekaicamera.com/ja/archives/2170)。なお、今回ダウンロードできなくなったアプリの数や詳細などは確認できていない。
※3月4日16時12分追記
ダウンロードできなくなっているアプリの中には、セカイカメラやYahoo!地図アプリをはじめ、クウジットの無線LAN測位技術「PlaceEngine」を採用したアプリが含まれている模様。クウジットのWebサイト(http://www.koozyt.com/)やTwitterアカウント「@koozyt」で、「現在、App Store審査(無線LANデバイスへのアクセス方法)により、PlaceEngineを利用したiPhoneアプリが非公開となっており、詳細を確認中です。大変ご不便をおかけして申し訳ありませんが、ご了承ください。」とコメントが出た。対象アプリはWGConnect、Yahoo!地図、セカイカメラ、大江戸妖怪集、DaMoNo、DaMoNo2としている。
なお、これらのアプリ以外にも、Wi-Fiを利用するアプリがいくつかダウンロードできなくなっているのが確認されている。
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