調査リポート
携帯向けソーシャルアプリの利用実態は:調査リポート
MMD研究所が、モバイル向けソーシャルアプリの利用実態に関する調査結果を発表。約半数がmixiとモバゲーの両方のアプリを利用しており、アプリ利用者の6割がGREEからアプリが登場したら「今使っているアプリと併用する」と回答した。
MMD研究所は3月25日、携帯ユーザーのソーシャルアプリ利用に関する実態調査の結果を発表した。同調査は3月18日から同23日まで、協賛モバイルメディア10サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は2534人。
モバイル向けソーシャルアプリの利用動向を聞いたところ、「mixiアプリ、モバゲーオープンゲームの両方を利用している」というユーザーが47.5%、「mixiアプリのみ利用している」というユーザーが27.8%、「モバゲーオープンゲームのみ利用している」というユーザーが24.7%となった。年代別に見ると、全体ではmixiアプリ利用者がモバゲーオープンゲーム利用者を上回ったが、10代以下と40代以上では、モバゲーオープンゲームの利用者がmixiアプリの利用者比率を上回った。
モバイル向けソーシャルアプリの利用者を対象に、mixi、モバゲーと同様にGREEからアプリが出た場合、利用するかどうかを聞くと、60.6%が「今使っている携帯SNSと併用する」と回答。mixi、モバゲーそれぞれのアプリユーザー別に見ると、mixiアプリのみ利用しているユーザーが「今使っているソーシャルアプリと併用する」と回答した割合は46.4%だったのに対し、モバゲーオープンゲームのみ利用しているユーザーでは63.1%となり、併用したいとする意向に違いが見られた。
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