調査リポート
子供に持たせるケータイ、親が重視する機能は:調査リポート
MMD研究所が、子供に持たせる携帯電話に関する意識調査の結果を発表。子供の携帯電話で重視する機能のトップは「GPS」が最多となった。
MMD研究所は5月14日、メディアインクルーズが運営するモバイルメディア「ママイコ」との共同リサーチ「子供の携帯電話に関する意識調査」の結果を発表した。調査は4月21日から5月5日まで、10代から40代以上の主婦を対象に実施したもので、有効回答数は861件。
各携帯キャリア会社が導入しているフィルタリングサービスの認知度について調査すると、「聞いたことがない」が44.0%、「内容は詳しく知らないが聞いたことはある」が36.1%、「内容を含めて知っている」が19.9%となった。
子供に携帯電話を持たせる時に重視した機能については、「GPS(位置情報確認)がついている」という回答が80.4%で最多。以下「電話として発信、着信ができる」が78.9%、「有害サイトアクセス制限(フィルタリングサービス)」が77.8%、「メールができる」が66.8%、「防犯ブザー機能がついている」が61.7%と続いた。
子供に携帯電話を持たせる時期について聞くと、「高校1年生」が28.8%、「中学1年生」が26.6%、「小学校低学年」が10.8%、「小学校高学年」が10.3%、「中学3年生」が8.5%、「小学校中学年」が7.9%、「中学2年生」が3.7%となった。
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