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日本通信、アールストリームのSIMロックフリー端末に通信サービス提供
日本通信が、アールストリームが展開する携帯電話サービスをMVNEとして支援。アールストリームが投入するSIMロックフリーのスマートフォン向けに、VoIPの音声サービスとデータ通信サービスを提供する。
アールストリームが投入するSIMロックフリーのAndroid端末。3.2インチ(HVGA)のタッチパネルと500万画素AFカメラを搭載し、W-CDMA/HSPA/GSM/GPRS/EDGEの通信に対応する
日本通信は6月9日、アールストリームがMVNOとして提供する携帯電話サービス向けに、VoIPによる音声サービスとデータ通信サービスを提供すると発表した。
アールストリームは今秋にも、モバイルIP電話ソフトウェアを搭載したSIMロックフリーのAndroid端末を法人向けに販売する予定。この秋をめどに、全国規模で展開している大手ショッピングセンターが導入を予定しているという。
日本通信によれば、同社が提供するVoIPの音声サービスには050で始まる電話番号が付与され、従来の携帯電話サービスよりリーズナブルな料金体系で利用できるという。アールストリームはIP電話機能をベースに、アプリや通信サービス、端末を企業のニーズに合わせてカスタマイズして提供する計画。SaaS支援型モバイル販促やEC支援サービスの構築にも対応する。
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