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建築家の足跡、セカイカメラでたどる――佐賀県武雄市
佐賀県武雄市、ソフトバンクテレコム、頓智ドットがセカイカメラを使ったイベントを行う。佐賀県出身の建築家、辰野金吾の設計した建築やその跡地など全国約50カ所にエアタグを設置する。
佐賀県武雄市、ソフトバンクテレコム、頓智ドットは7月2日、AR(拡張現実)アプリ「セカイカメラ」を活用し、佐賀県出身の建築家、辰野金吾に関するイベント「辰野金吾『セカイカメラ』回顧展」を行うと発表した。
セカイカメラは、モバイル端末のカメラ映像に「エアタグ」と呼ばれる画像やテキストなどの情報を付加するアプリ。今回のイベントでは、日本各地に現存する辰野の設計した建物や、建物の跡地、ゆかりの地など約50カ所に専用のエアタグを設置する。建物や辰野の情報を提供するほか、エアタグを巡るスタンプラリーなども行う予定だ。イベントの開催期間は10月13日から2011年3月31日まで。
また武雄市では、回顧展用のエアタグに加え、市内の観光スポットなどにもエアタグを設置。「サガシテエアタグ」という名称で、祭りやイベントなどの観光情報や暮らしに役立つ情報を発信していく。
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