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「マン・レイ展」でTwitterとセカイカメラを組み合わせたPR
国立新美術館で開催される「マン・レイ展」で、セカイカメラとTwitterを組み合わせたプロモーションが行われる。展示会に関するユーザーのツイートをエアタグにして、美術館付近に浮かばせる。
7月14日から9月13日まで国立新美術館で開催される「マン・レイ展」で、AR(拡張現実)サービス「セカイカメラ」を使ったプロモーションが実施される。「マン・レイ展」広報事務局と、セカイカメラ開発元の頓智ドット、ソフトバンクテレコムが6月22日に共同で発表した。プロモーションは7月1日に開始。Twitterとセカイカメラを連携させたユーザー参加型の取り組みも行う。
セカイカメラは、iPhoneなどのモバイル端末のカメラ映像に「エアタグ」と呼ばれる電子コンテンツを付加するARサービス。今回の企画では、国立新美術館や六本木駅、乃木坂駅の周辺にマン・レイ展オリジナルのエアタグを浮かばせる。展示会の各種情報に加え、Twitterのハッシュタグ「#manrayten」が付けられた一般ユーザーのツイートが、マン・レイの作品「無題(マン)」をモチーフにしたエアタグになる。
マン・レイ展に合わせて、iPhone向けセカイカメラに新機能「Air Shot」が加わる。同機能はエアタグと一緒に記念写真を撮るための機能。国立新美術館の上空に浮かぶ「無題(黄金の唇)」のエアタグをはじめ、マン・レイ展のオリジナルエアタグとの記念撮影が楽しめる。
また、ソフトバンクモバイルのAndroid端末「HTC Desire」で動作するAndroid版セカイカメラも、展示会に合わせてAndroidマーケットで公開する予定だという。
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