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iPad、業務活用の動向は――シード・プランニングが調査リポート発売
シード・プランニングが、iPadの業務活用に関する調査リポートを発売。教育や医療、営業分野での立ち上がりが早いと予測し、2015年には教育分野でのタブレットPCの市場が53万5000台規模まで拡大するとみる。
シード・プランニングは7月28日、市場調査リポート「iPadのビジネス活用事例と分野別市場動向」を発刊した。
同リポートはiPadのビジネス活用の現状と、将来のタブレットPCの動向について調査したもの。ビジネス分野でのiPadの導入事例とその分析、iPad用ビジネスアプリケーションの現在の課題と今後の展望、タブレットPC市場におけるiPadの位置付けと各社の戦略、iPadのビジネス活用事例の主要分野別の特徴と有望分野の市場動向分析などをまとめている。
同調査によれば、iPadをはじめとするタブレットPCの市場が比較的早く立ち上がるのは「教育」「医療」「営業」であると想定されるという。教育分野では、2015年には全国の中学、高校、大学、企業向け教育用に53万5000台規模の市場になるものと推定され、医療分野は2015年には6万3000台市場に、営業分野は21万台市場に成長すると予測する。
iPadのビジネス活用事例と分野別市場動向の販売価格は14万7000円。資料購入者には、CD-ROM版を別途3万円で販売する。
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