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ソフトバンクモバイルやHTCら、Android 2.2スマートフォンでNFCの実証実験

ソフトバンクモバイルやオリコ、クレディセゾン、ジェムアルト、HTCなど8社が、Android 2.2搭載スマートフォンを利用したNFCによる非接触決済の実証実験を行う。

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 ソフトバンクモバイル、オリエントコーポレーション、クレディセゾン、ジェムアルト、共同印刷、マスターカード・ワールドワイド、HTC Corporation、Trusted logic S.A.の8社が2011年1月中旬から、Android 2.2搭載スマートフォンを利用したNFC技術の実証実験を行うと発表した。期間は約3カ月間を予定している。

 Android OSは、最新バージョンの2.3(開発コード名 Gingerbread)でNFCをサポートしているが、今回の実験はAndroid 2.2のスマートフォンで、国際標準規格に準拠したNFCサービスを利用する実証実験となる。

 実証実験では、クレジットカードアプリとクレジットカード情報を、NFC対応USIMカード上のICチップ内に無線ネットワーク経由でダウンロードし、モバイルでの非接触IC決済を行う。モバイルNFCサービスの利便性を検証するのが主な目的だ。

 端末はHTC Desire X06HTIIを利用。これにNFC関連APIを追加で実装している。NFC機能は、ジェムアルトのNFC関連ソリューション「Trusted Service Manager(TSM)」と、GSM Association(GSM協会)のPay-Buy-Mobileが推奨する規格Single Wire Protocol(SWP)に準拠するNFCアンテナ付きUSIMカードで実現する。

 クレジットカードアプリは、オリエントコーポレーションとクレディセゾンが、国際標準規格に対応する非接触IC決済ソリューションPayPassに準拠したMasterCard PayPassを提供。MasterCard PayPass加盟店で実際に決済が行えるという。

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実証実験のモデル概要

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