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iPad向け5250端末エミュレータアプリ「FALCON 5250 for iPad」 インターコムが発売
インターコムは、IBM Power Systemsの専用端末エミュレータとしてiPadを利用できるアプリ「FALCON 5250 for iPad」を発売した。
インターコムは、System iやiSeries、AS/400といったIBM Power Systemsの専用端末と同等の機能をiPad上で動作させられるiPadアプリ「FALCON 5250 for iPad」の配信を開始した。価格は4800円。
FALCON 5250 for iPadは、端末エミュレータ「TN5250」の開発技術をベースにiPad専用アプリとして新たに開発した日本語対応5250モバイルホストアクセスソリューション。コマンド入力などのクライアント端末の基本機能に加え、5250端末に特化した独自キー配列の「ホストキーパッド」を搭載する。また、ピンチイン/アウト操作による画面の縮小・拡大や、タップによるカーソル移動などが可能だ。
同社では、生命保険などの営業用端末や物流倉庫での検品業務用端末、新製品発表イベントでのアパレル商品の営業用端末といった利用を想定している。
今後は、IBMや富士通、日立などの各社メインフレーム用のiPad向けホストアクセスソリューションの開発を進め、順次商品化する予定だ。
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