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“私用ケータイ”の業務通話料金を会社に請求できる「FleaRoute」
コヴィア・ネットワークスが、私用携帯電話を業務活用するためのサービス「FleaRoute」を提供。発信の際に「0037-67」を付加すると、通話料金が会社に請求される。同社のIP電話サービスの1機能として提供。
コヴィア・ネットワークスは、私用携帯電話での業務通話料金を会社に請求できる「FleaRoute」サービスを、IP電話サービス「FleaLineLight」の標準サービスとして提供開始した。
FleaRouteでは、社員の私用携帯電話から業務目的で発信する際に「0037-67」を付加することで、業務利用分を自動的に会社に請求することができる。また、0037-67で電話をかけた先方には、FleaLine-IP電話番号(050番号)を発信者番号として通知することが可能。そのため、プライベートな電話番号が相手に知られずに済む。
社員の私用携帯電話を業務に活用することで、企業側は携帯電話の基本料金が不要となる。また、社員側は私用と業務用の携帯電話を一緒に持ち歩く必要がなくなり、効率化が図れるとしている。
FleaRouteの月額料金はFleaLine Lightの月額基本料金400円に含まれる。通話料金はFleaLine/FUSION IP電話宛てが1分21円、それ以外の050IP電話宛てが1分26.25円、固定電話、携帯電話、PHS宛てが1分31.5円など。
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