働く女性の2人に1人が“スマートフォン志向”:調査リポート
トレンダーズの調査から、働く女性の2人に1人が“スマートフォン志向”であることが分かった。17%がすでに利用しており、3割超が「今後、購入する予定」と回答している。
トレンダーズが、首都圏在住の有職女性500人(20歳から39歳まで)を対象に実施した調査から、働く女性の2人に1人が“スマートフォン志向”であることが分かった。17%がすでにスマートフォンを利用しており、34%が「今後、購入する予定」と回答した。
携帯電話でよく使用する機能は、「メール」(98%)、「通話」(90%)、「カメラ」(76%)、「インターネット」(67%)が上位を占めている。「ソーシャルメディア(SNS、ブログ、Twitterなど)の閲覧・書き込み」は31%で、「アプリ」(28%)、「ゲーム」(25%)、「ミュージックプレイヤー」(14%)を上回った。
ソーシャルメディアの閲覧や書き込みをしている回答者に、携帯電話でよく使う媒体を聞くと、1位に「mixi」(閲覧66%、書き込み51%)、2位に「Twitter」(閲覧43%、書き込み39%)が挙がった。
自分と携帯電話の1日の平均距離を聞くと、「1メートル未満」と回答した人が81%に達した。携帯電話をなるべく自分の近くに置いておきたい女性が多く、「手の届かない場所にあると不安」と回答した人は46%に達した。「電波の入らない場所にいると不安」と回答した人も66%を占めており、電波がつながらないと不安を感じる人が過半数となった。
電波状況の悪さが、連絡やコミュニケーションに影響した経験について聞くと、75%が「ある」と回答。「待ち合わせをしたのにメールが届かず会えなかった」という日常のすれ違いのほか、「仕事の対応が遅れた」というビジネス上のミスにつながったという回答もあった。そのためか、「電波状況が悪く、携帯電話がつながらないことでストレスを感じたことはありますか?」という質問に対して、78%の人が「ある」と回答している。なお、電波状況が悪いと感じることが少なく、「つながりやすさ」に対するユーザー満足度が高いキャリアは、1位が「NTTドコモ」、2位が「au」、3位が「ソフトバンクモバイル」となった。
スマートフォンの所持率については、「すでにスマートフォンを持っている」と回答した人は17%だった。使用している機種は「iPhone」が54%、「Xperia」が8%、「GALAXY S」が7%、「IS03」が5%、「HTC Desire」が1%。また、「今後スマートフォンを購入する予定がある」と回答した人も34%に達しており、働く女性の2人に1人はスマートフォン志向であることが分かった。なお、スマートフォンユーザーに、現在使用している機種の不満点を聞くと、「電波状況が悪い」「赤外線送受信ができない」がともに35%でトップとなった。
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