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国内スマートフォンシェア、AndroidがiOS抜く 市場は1000万人規模に調査リポート

米調査会社コムスコアの日本法人が日本のスマートフォン市場の調査結果を発表。OSシェアではAndroidがiOSを抜き、スマートフォン全体のユーザー数は1000万人規模との見方を示した。

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 日本のスマートフォンのOSシェアでAndroidがiOSから首位を奪ったと、調査会社のコムスコア・ジャパンが発表した。発表では、携帯電話の総合的調査データーベース「コムスコア・モビレンズ」による2010年9月、12月、2011年3月の調査結果を紹介している。

 調査によると、スマートフォンユーザーの総数は9月の570万人から、12月に698万人、3月には976万人と増加。「トレンドを加味すると、現在すでに1000万人を超える勢い」としている。

 Androidユーザーは9月の84万人から460万人(3月)に拡大。3月のiOSユーザーは391万人で、Androidが70万人弱の差をつけて首位の座を奪った。

 一方、機種別の利用者数では、3月時点もiPhoneが依然として強く、首位が「iPhone 4」の32Gバイトモデル、3位が同16Gバイトモデル、4位が「iPhone 3GS」の32Gバイトモデルと上位に食い込んだ。Android端末では、2位にNTTドコモの「Xperia」、5位に同「REGZA Phone T-01C」が入った。

 同社の西谷大蔵代表取締役社長は、「通常の携帯との2台持ちというユーザーは確実に減少傾向。『スマートフォンをメインとして使用する』ユーザーの拡大はAndroid OSの一層の浸透でより加速すると思われる」とコメントを寄せている。

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