ニュース
Androidが“話せば分かるロボット”に――三洋ホームズがスマート住宅に採用
三洋ホームズが販売するスマートハウス「未来家族」には、Android OSを採用したコミュニケーションロボットが付いてくる。「リビング、エアコン、オン」と話しかけるとエアコンが動く――そんな機能を備えている。
三洋ホームズは、Android OSを採用した家庭用ロボット付き住宅「未来家族」を7月15日に発売する。ロボットに話しかけることで住宅内の家電などをコントロールできる。
ITを駆使して家庭内のエネルギーを管理・可視化するスマートハウスの「一歩先の提案」として、同商品を開発。スマートハウスの操作をより簡単にするため、ロボットに音声認識機能を搭載し、会話による操作を可能にした。
ロボットの名前は「MIRAI SANZO(ミライ サンゾー)」。幅22センチの球体ボディにタッチ操作可能なモニターを備える。ボディに触れることでスリープから目覚める機能や、電気の利用状況や感情などを7色で表現する機能も備える。
「リビング、エアコン、オン」などと話しかけることで住宅内のエアコンが動くといった「しゃべるだけ操作」に対応。お風呂のお湯はりに加え、オプションで床暖房や施錠のコントロールなども命令できる。簡単な会話機能も備える。音声制御機能はナノコネクトが開発した。
このほか未来家族では、携帯電話やPCからの家電操作にも対応する。
関連記事
- スマホと“萌”が10年の停滞を打ち破る? 「萌家電」を見てきた
ソニーCSLと大和ハウス工業の共同プロジェクトが注目を集めている。Androidアプリを用い、スマートフォンからゲーム感覚で各種家電を制御するという試みは、スマートハウスに“エンターテインメント”という一石を投じる提案だ。 - 家電をゲーム感覚で制御する「萌家電」、公開実験開始
大和ハウス工業は、ソニーコンピュータサイエンス研究所と共同で、スマートフォンのアプリを利用し、ゲーム感覚で家庭内の家電機器を制御できるシステムの公開実験を実施すると発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.