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観光スタンプラリーにスマホ活用、ARで動画配信も――四日市ARスタンプラリー
三重県四日市市でスマートフォンを活用した観光スタンプラリーがスタート。ARを活用した動画配信や、デコメ絵文字の配信も用意している。
ピコ・ナレッジとNTTコムウェア東海は、三重県四日市市で観光情報提供システム「四日市ARスタンプラリー」の運用を開始した。期間は3月31日までとなっているが、4月以降も継続する予定としている。
四日市ARスタンプラリーは、スタンプラリー形式で観光を楽しめるスマートフォン向けARアプリ。運用エリアは萬古焼の窯元や潮吹き防波堤などを含む市内20カ所の観光スポットで、観光客や市民は楽しみながら観光地を周遊できる。
アプリには、地図上で現在位置やラリーポイント、詳細情報を表示したり、ポイントに接近したことを通知し、通過したポイントを記録する「ラリーポイント案内」の機能を用意。ほかにも、ラリーポイントで観光案内板にカメラを向けると、詳しい観光情報を動画で閲覧できる「AR観光案内」、スポット通過時にオリジナルのデコメ絵文字をダウンロードできるサービスを用意した。
対応端末はAndroid 1.6、2.xを搭載したスマートフォン。iPhoneアプリは3月の提供を予定している。
なお、アプリの利用履歴は四日市市に提供し、観光に関する課題の検証や集客の基礎データとして役立ててもらうという。
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