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「山市良のうぃんどうず日記」関連の最新 ニュース・レビュー・解説 記事 まとめ

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Microsoftは2024年2月初め、「回復パーティション」のサイズを拡張するサンプルスクリプトを公開しました。もし、このサンプルスクリプトを実行したい場合は、クロスプラットフォーム対応の「PowerShell 7.x」ではなく、Windowsのコンポーネントである「Windows PowerShell 5.1」の使用をお勧めします。なぜなら、サンプルスクリプト内で使用されている「Split」メソッドの挙動に重大な違いがあるからです。

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一部のWindowsユーザーにとって2024年は“更新プログラムのインストールエラーの繰り返し”(回復パーティションのサイズ不足を原因とするエラー)という悪夢からのスタートになりました。Windows Serverの管理者の中には、Microsoft Edgeが2024年1月のWindows Update後から使用不能になるという問題に遭遇した人もいるともいます。

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Windows 10/11 Enterpriseには、90日無料で評価できる「Evaluation」エディションがあります。ライセンスを購入しなくても、企業向けWindows 10/11をテスト、評価できるので、筆者はよく利用しています。そんなEvaluationエディションを可能な限り長く利用する裏ワザを幾つか紹介します。

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Windows 10やWindows 11をローカルアカウントで使用している場合、パスワードを忘れてしまっても3つの「セキュリティの質問」に正しく答えられれば、新しいパスワードを再設定できます。しかし、アップグレードを繰り返してきたWindows 10/11のローカルアカウントに設定した「セキュリティの質問」を覚えていますか?

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2024年1月のWindowsの定例更新から数日後、テキストファイルを新規作成しようと、いつものようにフォルダやデスクトップ上を右クリックし、「新規作成」コンテキストメニューを開いたところ、そこにあるはずの「テキスト ドキュメント」が存在しないことに気が付きました。調べてみると、Windows 11でちょくちょく報告される不具合のようです。解決策も幾つか見つかりますが、それらはちょっとやり過ぎかもしれません。

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「Windows Update」のトラブルに遭遇したとき、リトライで解消することもあれば、トラブルシューティングツールやコマンドラインで面倒な操作が必要になることもあり、こちらは想定外の時間がかかることもあります。適切にメンテナンスされていれば、トラブルに遭遇する機会が減る上、Windows Updateの時間短縮にも効果があるのですが、そのメンテナンス作業でトラブルに見舞われることもあります。

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Windowsを中心とした記事の執筆という仕事柄、筆者はWindowsやWindows Serverのクリーンインストールをよく繰り返します。ちょっとした確認のためだけなら、関係のない既定の設定をいじることはないのですが、しばらく残しておきたいという場合は、自分が使いやすいように環境をカスタマイズします。そんなとき、筆者が必ず行う幾つかのことを紹介します。

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Microsoft Azureをはじめ、IDとパスワードで認証される世の中のオンラインサービスの多くには、パスワードに「有効期限」が設けられています。しかし、テストや評価目的で作成するIDについては、次に使用するのがいつになるのか分からないため、有効期限を「無期限」にしたいという場合もあるでしょう。

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MicrosoftはWindows 11 バージョン22H2向け2023年9月の「オプションの更新プログラム」で「Windows in Copilot」を含む多数の新機能を追加しました。追加された新機能の多くは無効化されており、「制御された機能ロールアウト」技術で段階的に有効化されます。その段階的なロールアウトをさまざまなケースで検証していたとき、有効になるはずの「Copilot」が見当たらないことに気付きました。その理由は単純なものだったのですが、それが分かるまで何度も新規インストールとWindows Updateを繰り返してしまいました。

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これまで「Windows回復環境(WinRE)」は、Windowsの新しいバージョンのインストールまたはアップグレード時にセットアップされ、その後は通常、次のバージョンまでアップデートされることはありませんでした。Windows 11 バージョン22H2では、それが毎月の品質更新プログラムでアップデートされるように変更されたそうです。この変更は、Windows 11 バージョン22H2以降だけでなく、Windows 11 バージョン21H2に対しても行われているようです。

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MicrosoftはMicrosoft Edgeでの「www.bing.com」へのアクセスで、GPT-4ベースの「Bingチャット」を利用可能にしています。この機能は、サイドバーに統合された「Bingチャット」からも利用可能です。個人ユーザーであれば、Bingチャットを利用する/しないは自由ですが、企業の場合、機密データの漏えいリスクを懸念して、社内のデバイスからは利用させたくないと考えるかもしれません。

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Windows Server 2012/2012 R2の製品サポートが2023年10月10日に終了します。もし、これらのOSを実行しているファイルサーバやWindows Storage Server 2012/2012 R2搭載NASをまだ利用している場合は、急いで後継バージョンや代替ソリューションに移行しましょう。その際、Windows Server 2019で追加された「ストレージ移行サービス」が省力化や時短に大いに役に立つかもしれません。

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Microsoftの製品やサービスは、古くから国際化対応が進んでいます。しかし、最近は機械翻訳の結果をそのまま製品/サービスに流用していると思われる部分が目に付くことがあります。単に表示上の問題であれば我慢できるのですが、意味不明になったり、機能に影響したりすると困りものです。

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現在のMicrosoft Officeアプリには、さまざまな製品の種類と、バージョン/ビルド番号が存在します。これらの情報は製品を特定したり、更新レベルを確認したりする際に重要ですが、WindowsやOfficeアプリのGUI上で確認するのは少し面倒です。プログラム的にコマンドラインやスクリプトから取得する方法を考えてみました。

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ほんの数年前までは8GBのメモリを搭載するWindowsデバイスは、スペックの良い方だと思うユーザーが多かったでしょう。それが、Windows 11の登場でシステム要件が厳しくなり、利用する機能によっては8GBではすぐにリソース不足になってしまうこともあります。特に、クライアントHyper-Vで仮想マシンを動かす場合がそうです。

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おそらく、多くのWindowsデバイスにインストールされている「Adobe Acrobat Reader」、その自動更新機能がどうなっているのか確認してみたところ、メインで使用しているデスクトップPCだけ、自動更新のためのタスク実行履歴に疑問を持ちました。その理由はとても単純なことであり、正常に機能していたのですが、どういうオチなのか少し付き合ってください。

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以前取り上げたように、それまでWindows 10/11でのみ利用可能だった「WSL 2」が、2022年6月の累積更新プログラム(Bリリース)でWindows Server 2022でもサポートされるようになりました。ただし、それは「デスクトップエクスペリエンス」という限定付きでした。その後の状況を再確認してみました。

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必要のない設定やアドオンをやたらオススメしてきたり、全く役に立たないクーポンをご親切に見つけてくれたり、別のブラウザを使っていると自分をアピールしてきたりと、Microsoft Edgeのうっとうしさは増す一方。そんな中、最近、Microsoft Edgeに話題の生成AI機能「Bingチャット」が搭載されました。

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筆者の机の引き出し奥には、何年も電源を入れていないモバイルPCが放置されています。15年以上前に購入した骨董(こっとう)品で、もう使い物にならないのですが、サイズが小さい(重さ555グラム)ということもあって、同じく数台の3.5インチIDE HDDに積み重なった状態になっています。“○年使っていないものは一生使わない”とも言いますし、正しい手順で断捨離を決行します。

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Windows PCのセキュリティと安定性を維持するために、毎月1回のWindows Updateは欠かせません。Windows Updateで問題が発生しない限り、更新プログラムをインストールして再起動すれば、すんなり終わります。毎月の定例行事みたいなものなので、皆さん慣れたものでしょう。でも、Windows Updateだけちゃんとやっておけばいい、というわけでもありません。

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筆者は数カ月に一度、あるいはシステムに大きな変更を加えたときにWindowsの標準機能を使ってUSB外付けHDDにシステムイメージをバックアップしています。最近、複数のPCでバックアップの最後の最後に“ファンクションが間違っています”エラーが発生して失敗するというトラブルに遭遇しました。

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リモート支援を提供するWindows 10/11標準の「クイックアシスト」が進化しました。ストア版クイックアシストもそうなのですが、実はWindows 10内蔵の従来版クイックアシストもいつの間にかストア版スタイルに変更されており、新旧混在環境でも相互に接続できるようになっていました。

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Windowsのインプレースアップグレードを繰り返してきたPCでは、いつの間にか何も使用されていない無駄なパーティションが増えていることがあります。その理由は、回復パーティションの既定の配置変更やWinREイメージのサイズ増加が関係しています。2022年末に明らかになったローカルのWinREの脆弱性対策を機に、乱れてしまったパーティション構成を整理しました。

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最初に断っておきますが、筆者はアプリ開発者ではありません。クラウドの開発系サービスを評価、検証する必要があるときは、公式(今回はMicrosoft)が用意したサンプルアプリをクイックスタートガイドに従って試してみることはあります。Azure App ServiceにZIPパッケージを使用する方法でコードをデプロイする必要があったのですが、すぐに終わると思ったのに、随分と回り道してしまいました。

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皆さん、マルチブート環境でOSを選択したり、トラブルシューティングオプションを選択したりするため、モダンブートメニューが出てくるタイミングを待ったり、モダンブートメニューを出すための操作を行ったりしていませんか。モダンブートメニューはWindowsの起動中または再起動中に表示されるものですが、今回紹介するもう1つの方法を覚えておくとすごく便利ですよ。

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前回は、筆者のHyper-V上のテスト/評価環境に残っていたWindows Server 2016ベースの2台の仮想マシン(ドメインコントローラーとMicrosoft Configuration Manager)をインプレースアップグレードして、最新のWindows Server 2022にしました。これで毎月のWindows Update作業の時間が大幅に短縮できると期待しています。一方で、OS仮想ハードディスク(VHDX)が100GB(実際の使用量の倍)を超えてしまうという別の課題に直面することになりました。

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筆者のHyper-V上にあるテスト/評価環境には、Windows Server 2016ベースの仮想マシンが幾つか残っています。Active Directoryドメインを前提とした“あるソフトウェア製品”の利用環境ですが、そろそろこのテスト/評価用ドメインを最新OSに移行しようと考えました。

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既に影響を受けた企業は回復に大変なご苦労をされた(されている)と思いますが、2023年1月13日夜〜深夜に提供された「Microsoft Defenderウイルス対策」のインテリジェンスの更新プログラムが原因で、企業向けMicrosoft Defenderでプログラムのショートカット(.lnk)がデスクトップやタスクバー上から削除されてしまうという、大事件が発生したようです。

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第1志望の大学に合格した2番目の子どものために、2022年11月中旬にノートPCを購入しました。入学は2023年春なので少し気が早いようですが、為替レートの変動や物価高の先行きが見えない中、1カ月以上、価格の推移やキャンペーンの推移を観察して、コスパの良い1台を決定、購入しました。すぐにでも利用できるように、筆者なりに完璧にセットアップしようと思います。

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米国時間で毎月第2火曜日は、毎月恒例の「Windows Updateの日」です。2022年も残すところ12月のあと1回。11月のBリリースを例に、前日と当日で筆者のルーティンとなっている作業を紹介しましょう。一般ユーザーやIT管理者にはこのような作業は必要ないはずですが、ちょっとしたテクニックもあります。

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筆者の家には、Windows 11にアップグレードできないWindows 10のノートPCが2台あります。サポート期限の「2025年10月」までWindows 10のままで使い続けるつもりです。しかし、比較的新しいAMDプロセッサ搭載の1台(2018年モデル)が、起動後にCPU使用率が100%の状態が続き、落ち着くまでしばらく使い物にならない状態になってしまいました。この原因は何だったのでしょうか。

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Azure仮想マシンを評価やテスト目的で作成し、不定期に利用する場合、単に仮想マシンを置いておくだけでも課金コストがそれなりに発生します。未使用の時間が長いと、無視できない無駄なコストになりかねません。数日間、課金の様子を見て、何か対処しなければと思いました。

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Microsoftが無償提供している「Windows Sysinternals」のプレゼンテーション向けユーティリティー「ZoomIt」に、新たにMP4対応の録画機能が搭載されました。Windows 10やWindows 11には録画機能を持つ「Xbox Game Bar(ゲームバー)」アプリが標準搭載されていますが、「GUIがうるさい」「使いにくい」「余計な機能ばかりな気がする」と感じているならば、最新のZoomItをぜひお試しあれ。

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Microsoftは2022年9月20日(米国時間)、Windows 11の新バージョン「Windows 11 2022 Update(バージョン22H2、OSビルド22621.521)をリリースしました。わが家にある2台のWindows 11 PCも同日、早速最新バージョンにアップグレードしました。2台のうち1台は、Windows 11のシステム要件を満たしていないPCです。

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Microsoftは2022年8月9日(米国時間)、Windows Server SACのサポートを終了しました。最終バージョンとなったWindows Server, version 20H2に対する2022年8月の更新プログラム更新プログラムを最後に、今後は更新プログラムが提供されません。また、2022年9月から、Windows Server上のMirantis Container RuntimeのサポートがMirantisに移管されます。

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『Windows Internals, 7th Edition』(日本語訳『インサイドWindows 第7版』)は、歴史あるWindows技術専門書の最新版です。2017年発行の「Part 1」から4年以上のブランクを空け、2021年10月にようやく「Part 2」が発行されました。今回は、その日本語訳となる「下」を担当した筆者が注目ポイントを紹介します。

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Googleは2022年7月、「ChromeOS Flex」を正式にリリースしました。最新のWindowsやmacOSが動かない、あるいは動作が重いデバイスでも、Chromebookデバイスと同様のものに変え、軽快さとセキュリティ(更新サポート)を兼ね備えたモダンOSとしてよみがえらせることができると期待している人も多いでしょう。実際のところはどうなのでしょうか? 少しだけ触ってみました。

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Microsoftは2022年6月15日、Windows 10におけるデスクトップアプリケーションとしての「Internet Explorer(IE)」のサポートを終了しました。このサポート終了は、Microsoft Edgeの「IEモード」の利用や、LTSC(長期サービスチャネル)リリースであるWindows 10やWindows Serverは対象外であり、引き続き利用可能です。FAQを見ると、LTSCではないWindows Server SAC(半期チャネル)も対象外となっていますが……。

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本連載で少し前に、Windows 11のシステム要件を満たさないノートPCで稼働するWindows 10 Homeを、サポートされない構成であることを承知の上で、Windows 11 Homeにアップグレードし、その後、さらにWindows 11 Proにアップグレードしました。その後の状況をお知らせします。

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先日、とあるWindows 10のPCの1台(実際にはテスト用仮想マシン)でMicrosoft Edgeを最新バージョンに更新しようとしたところ、それまでそのPCでは起きなかった謎の挙動と、更新エラーを目にしました。同様の更新エラーにお悩みの方のために、筆者はこうして解消できましたということを参考として紹介します(同様の問題が同じように解消できるとはお約束できません)。

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Windowsの「C:\Windows\WinSxS」フォルダのサイズが気になってしょうがないユーザーは多いようです。特に「C:\Windows\WinSxS\Temp」は一時フォルダなんだから、何とかしてファイルを削除して中身を空っぽにしたいと考えている人がいるようです。でもそれ、絶対にダメですよ。

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Microsoftは2019年7月のSQL Server 2008/2008 R2の延長サポート終了に合わせ、サポート終了後も最大3年間の更新プログラムの提供を受けることができる「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」を用意しました。SQL Server 2012/2012 R2も間もなく2022年7月に延長サポートが終了します。もし、オンプレミスのSQL ServerのためにESUを検討しているのなら、SQL ServerのESUとWindows ServerのESUの大きな違いについて知っておくべきです。

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前回は人から譲り受けたWindows 10 PCを再利用するためにきれいな状態にリフレッシュしました。直接Windows 11を新規インストールしなかったのは、無料アップグレードのためでもありますし、メーカー提供のユーティリティーやドライバのためでもあります。

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わが家の子どもがこの春社会人になり、大学入学時に購入して、貸与していたノートPCが返却されました(当人が自費で購入し、購入を代行したWindows 11 PCとの入れ替えで)。このノートPCをリフレッシュして、再利用するまでの手順をレポートします。Windows 11非対応のPCですが、対応PCであることを想定した手順です。

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皆さんは、既にWindows 11を使っているでしょうか。使いやすいと感じている人もいるでしょうし、全くその逆の評価の人もいるでしょう。まだアップグレードしていない人は、周囲のよろしくない評価が気になるかもしれません。今回は、これからWindows 11にアップグレードする予定の人が慌てないように、あくまでも筆者の視点で気になる点を幾つか指摘します。

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筆者はPCを複数台持っていますが、2021年10月にリリースされた最新のWindows 11に対応しているのはメインで使っているデスクトップPCの1台だけです。ようやく準備(と時間)ができたので、Windows UpdateによるWindows 11へのアップグレードを実行しました。

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今回は、20年以上も前、Windows 2000のときから存在するNTFSファイルシステムの「暗号化ファイルシステム(EFS)」について、今の状況を少し取り上げます。はっきりしない部分もありますが、はっきりしている部分については、その情報源をお伝えします。

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2021年末のある日のこと、1台のWindows 10コンピュータでMicrosoft Edgeを起動しても、一瞬、「応答なし」の真っ白なウィンドウが表示された後、消えてしまうという状態になってしまいました。さて、どうしましょう(実は、テスト/評価用の仮想マシンで作り直せばいいんですけど)。

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「Windows Sysinternals」といえば、Windowsの内部構造の理解やトラブルシューティングに役立つさまざまなツールの総称であり、Microsoftから無料でダウンロード提供されています。筆者は「Process Explorer(Procexp)」や「Process Monitor(Procmon)」「Autoruns」「Sigcheck」などの幾つかのツールを日常的に活用しています。これらのツール、2021年10月から、Microsoft Storeからまとめて簡単に導入できるようになったことをご存じでしょうか?

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前回は、筆者の古い古いテスト/評価用サーバ(Hyper-V用)の電源回りがとうとう、いかれてしまったという話をしました。そして、新しいサーバにリプレースするための準備まで行いました。新しいサーバが到着したので、早速セットアップし、ディスクやデータを移行しました。

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最新サーバOS「Windows Server 2022」のリリースに続いて、最新デスクトップOS「Windows 11」の一般提供が始まりました。これらのOSをプレビュー段階から評価している中、1年以上気が付かなかった、「Hyper-V」の重要な仕様変更を見つけました。筆者が気が付かなかっただけのことですが、そもそも公式ドキュメントが追い付いていないんです。

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MicrosoftはユーザーをレガシーなInternet ExplorerからモダンブラウザであるChromium版Microsoft Edgeに移行させるため、手を替え品を替え(とは言い過ぎかもしれませんが)、積極的に、時には強引に動いています。Windows 10におけるIEのサポートは「2022年6月15日」まで続くのですから、それまではそっとしておいてください……と言いたいです。

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テスト用の複数台のWindows 10を毎月のWindows Updateで更新する際、同じバージョンで、何も設定を変更していないのにWindows Updateの挙動が異なるPCが存在することに、何となく気になっていました。更新を開始して放置し、気が付くと「今すぐインストール」ボタンを表示して指示待ち状態になっていることがあるのです。

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少し前に別の連載記事で、Windows Admin Centerのバグを指摘しつつ、そのバグのある機能を期待通りに動くようにした、再利用可能なPowerShellスクリプトを提案しました。今回はバグではありませんが、Windows Admin Centerの「更新プログラム」ツールにある再起動のスケジューリング機能を拝借します。

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2021年6月後半、「Windows 11」の突然の発表により、WindowsとWindows Serverのこれからについて、Internet Explorerの今後について、誤解や混乱が生じているようです。ちょっと整理してみましょう。なお、本稿には開発中のビルドに関する情報が含まれます。正式リリース時は状況が変わっている可能性があることにご注意ください。つまり、“話半分”で聞いてください。

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2021年3月、Windows 10標準のブラウザだったEdgeHTML版の「Microsoft Edge」のサポートが終了し、4月以降、サポート期間中の半期チャネル(SAC)のWindows 10から削除され、Chromium版の新しいMicrosoft Edgeに置き換わりました(まだインストールされていなかった場合)。新しいMicrosoft Edgeは、常に最新バージョンに更新され、アンインストールはできません。通常の方法ではその通りなのですが、実は、アンインストールできなくもありません。

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今回もWindows ServerベースのNASの話です。NASを小規模なワークグループ環境で運用する場合、NASにローカルユーザーを作成して、ユーザー名/パスワードの認証で共有フォルダへのアクセスを提供することになると思いますが、そのパスワードを誰が、どう管理するのかということで悩んだことはないでしょうか。実際に導入してみないと気が付かない“落とし穴”があったりします(本稿は、とあるオンラインセミナーでも少し触れたものです)。

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前回は、「Windows Server 2019 IoT for Storage」搭載NASを試用するに当たって、実機ではリスクのある操作を行う代わりに、安全にいろいろと試せるようにHyper-V仮想マシン環境にWindows Server 2019をインストールし、ソフトウェアRAIDでOSとデータボリュームをミラーリングしました。今回は、この仮想マシン環境を使っていろいろと試してみます。その結果を踏まえた上で、実機でもディスクの抜き差しをテストしてみます。

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最近、「Windows Server IoT 2019 for Storage」搭載NASを試用する機会がありました。ディスク障害からの回復性をいろいろと試してみたいのですが、実機で試すにはリスクがありますし、時間もかかります。そこで、仮想マシンに同様の環境を再現して、そちらで試してみることにしました。その詳細を、今回と次回の2回にわたってお伝えします。

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Windows 8は2016年1月にサポートが終了し、既に5年以上たちます。しかし、少し確認したいことがあって仮想マシン環境に新規インストールする機会がありました。ついでにWindows 8としての最新状態まで更新して仮想ハードディスクをアーカイブとして保管しておきたいと思います。

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コロナ禍の中、1人暮らしの大学生の子どもはもう1年以上帰省していませんでしたが、春休みに数日間帰ってきました。ちょっと気になっていたのは、筆者が購入し、セットアップして渡したノートPCの状況です。結論から言うと、Windows 10、ブラウザ、Microsoft Officeアプリ、セキュリティソフトなどの更新状態は期待通り、最新状態が維持されていて問題なしでした。でも、ディスクの空き容量が……。

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Windows Server 2019に合わせて登場したHTML5ベースのサーバ管理アプリ「Windows Admin Center(WAC)」。登場から2年半がたち、最新バージョンは2021年3月リリースされたWAC 2103です。もし、まだインストールしていない、インストールしたけど使ったことがないという方は、これまで進化を遂げ、これからも進化し続けるであろうWACをお試しあれ。これさえあれば、Windows ServerはもうServer Coreインストールでいいと思うかもしれません。

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Windows 10 バージョン2004(May 2020 Update)になって、Windows Update後の「電源」メニューの選択肢が変わったことにお気付きでしょうか。以前、筆者が「あるといいな」と思っていた「再起動してシャットダウン」(筆者命名)が今のWindows 10にはあるんです。

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以前、Microsoftは「Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA)」というセキュリティチェックツールを提供していました。最近、このツールの話題を聞かないと思っていたら、数年前(2018年ごろ)に提供を停止していたようです。Windows 10など、現在メインストリームまたは延長サポートフェーズのWindowsで利用可能な代替ツールをざっと調査してみました。

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コロナ禍になってから、オンラインセミナーに登壇する機会が何度かありました。Hyper-Vの仮想マシン環境でデモをお見せすることが多いのですが、何度かやってみて気になったのは、実行中の仮想マシンに対して「チェックポイント」を適用すると、予想よりも余計に時間がかかることでした。適用時間を半減させる“裏技”を発見したので紹介しましょう。次回からはこの方法でデモを実施します。

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新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中、企業にはテレワークのさらなる推進が求められています。出社せずに自宅などから会社の業務用PC環境にアクセスする方法として、Windows標準の「リモートデスクトップ接続」を利用しているところもあるでしょう。しかし、この方法を安易に導入することは、企業ネットワークをサイバー攻撃の標的にさらしてしまうことになります。

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2020年最後のWindowsの定例更新は「12月8日」(米国時間)にリリースされました。個人ユーザーの方は、12月9日(日本時間)以降、手動でWindows Updateを実行し、セキュリティ更新プログラムをインストールした、あるいはWindowsの自動更新に任せてインストールしたでしょう。手動でWindows Updateを実行した方は、いつもと違う挙動に戸惑ったかもしれません。

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2020年末にある相談を頂きました。その相談とは、社内のLANセグメント上で稼働中のネットワークデバイスから情報を取得したい、それも認証を必要としない方法で、ネットワーク情報だけでなく、OSの種類やバージョン、ネットワークプリンタやルーターの情報まで取得したいというものでした。さて、どうしましょうか。

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Windows 10になってWindows Updateはコントロールが難しくなりました。Windows Updateのコントロールを取り戻す方法の一つに「Windows Update Agent API(WUA API)」を利用したスクリプト化があります。しかし、Windows 10で導入された新たな更新サービスの影響なのか、Windows 8.1以前と同じようにはいかないことも……。

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Windows Serverのインストールイメージ「install.wim」はサイズが大きく、このサイズの問題とインストール対象のサーバハードウェアの制約で新規インストールを開始する方法がないという状況が生まれることがあります。そのような“詰んだ状況”に陥ったとしても、実は意外と簡単な方法でインストールを進めることができます。

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先日、主にWeb検索とテスト用として少数のHyper-V仮想マシンの実行に使っているノートPCをシャットダウンしようとした際に、タスクバー右端の「アクションセンター」アイコンに1件の通知があることに気が付きました。なぜか気になったのでもう一度起動して確かめようとしたら……。

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「Windows 10 バージョン2004」以降へのアップグレードで発生する可能性がある新たな問題が2つ追加されました。影響を受けるPCへのWindows Updateでの配布は停止措置が取られていますが、その他の更新チャネルやインストールメディアを使用したアップグレードには十分に注意してください。

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Microsoftは2020年10月末、Windows 10 バージョン1903以降に関する既知の問題に、更新管理ツールやソフトウェア配布ツールを使用する企業に影響する可能性がある「証明書消失問題」を追加しました。Windows UpdateやWindows 10のダウンロードサイトからのアップグレードには影響しませんが、個人でもインターネットに接続しない状態でアップグレードを実施した場合は影響を受ける可能性があります。

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「Windows 10 バージョン2004(May 2020 Update)」のWindows Update問題(もしかしたら仕様)について、前回までに紹介し切れなかった、もう一つの別の問題(もしかしたら仕様)を報告します。以前から疑っていた挙動ですが、前回、さまざまなパターンを試し、確証に近づけたような気がする「再試行」ボタンの謎についてです。恐らくリリースされたばかりの「Windows 10バージョン20H2(October 2020 Update)」も同じ問題を抱えています。

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Windows 10の最新バージョン「Windows 10 October 2020 Update(バージョン20H2)」が正式にリリースされました。Windows Updateを通じて段階的にロールアウトされるため、全てのPCで利用可能になっているわけではありません。案内が来るのを気長にお待ちください。

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2020年10月初め、Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)に3回目のオプションの更新(Cリリース)が提供されました。過去3回と同様、Windows 10 バージョン1809〜1909から1週間以上(今回は15日)、大幅に遅れての提供です。Windows 10 バージョン2004におけるCリリースのインストール挙動は、やはり何かおかしいです。幾つかのパターンで試してみました。

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今回は、筆者のテスト環境で行った「物理−仮想(Physical To Virtual、P2V)変換」の事例を紹介します。起動しなくなってしまった、古いノートPCで動いていた「Windows 8.1」を、Hyper-Vの仮想マシンに変換する事例です。少しばかり環境が特異ですが、どなたかの参考になるかもしれません。

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今回は、新規インストールしたWindows/Windows Serverを特定の目的に応じた基本構成にしたり、自分が使いやすいように素早くかつ安全、確実にカスタマイズしたりする方法を考えてみました。筆者がテストや評価のためにWindowsやWindows Serverを新規インストールする際に利用することを想定しましたが、カスタマイズすればWindows/Windows Serverの基本構成に応用できると思います。

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新型コロナウイルス感染症拡大の影響で停止されていたオプションの更新プログラム(通称、Cリリース、Dリリース)の提供が、2020年7月から少し形を変えて再開されました。Windows 10 May 2020 Updateにとっては初めてのオプションの更新プログラムとなったわけですが、ここにもWindows Updateの新たな改善が見つかりました。本当に改善といっていいのかどうかは読者の判断にお任せしますが、筆者の個人的な感想は……。

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Windows 10 バージョン1803以降に、サポート終了までバージョンを固定したり、途中の機能更新プログラムをスキップしたりできる新しいポリシー設定が利用可能であることが明らかになりました。筆者が確認した限り、この機能はWindows 10 バージョン1803リリース当初から“隠し機能”として存在していたようです。

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「C:\Windows」ディレクトリ配下にあるWindowsコンポーネント(システムファイル)は、「コンポーネントストア」と呼ばれる「C:\Windows\WinSxS」ディレクトリ内のファイルへのリンク(ハードリンク)です。そのことを知っていると、どの時点の更新プログラムでコンポーネントが現在のものに置き換えられたのか調査することができます。

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「Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)」がリリースされ、1カ月が経過しました。新機能については、さまざまなメディアやブログ記事でご覧になっていることでしょう。今回は、筆者の視点で「Windows Update」に関連する“隠れた変更点”を紹介します。Microsoftの公式ドキュメントにはまだ見当たらない変更点もあります。

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Windows 10のWindows Updateによる累積更新プログラムのインストールは「高速インストール」機能により、既に更新済みの内容との差分のみがダウンロードされてインストールされると理解している人は、筆者を含めて多いと思います。筆者も最近知ることになったのですが、どうやらWindows 10 バージョン1809およびWindows Server 2019から仕組みが大きく変わったようなのです。

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Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)は、未解決の既知の問題を多数抱えたまま一般向けにリリースされました。2020年6月18日(米国時間)に新たに公開されたサポート情報は、対応を間違えるとユーザーデータを失うことになる重大な問題を伝えるものでした。アップグレードを開始する前に、使用中のPCが既知の問題の影響を受けないこと、既知の問題が許容できるものであることを確認することを強くお勧めします。

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Windows 10は、Windows Vista/Windows Server 2008と共通の技術を用いたイメージベースのバックアップと復元機能(「Complete PC Backup」とも呼びます)を搭載しています。この機能は既に開発終了扱いとなり、推奨されなくなっているため、問題が起きても迅速な対応は期待できないかもしれません。万が一のためのバックアップが、万が一動かなかったときに備え、コマンドライン版の「wbadmin」ツールの存在を頭の片隅にでもとどめておきましょう。筆者は何度かこれに救われました。

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新型コロナウイルス感染症拡大に伴うリモートワークの増加により、インターネットトラフィックが急増しているのではないか、というニュース記事を見ました。実は、2020年2月中旬から3月中旬までの約1カ月間、その根拠とされたサービスを筆者は別の目的で毎日確認してきました。筆者の個人的な考えでは、3月の急増は「Windows Update」の影響だと思うのですが……。

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Windows Serverを操作していると、“変なメッセージ”に出会うことがこれまでに何度かありました。何となく理由が思い当たるし、目的を達成するための別の方法があるので気にせず、見ないことにしていました。しかし、思い当たる理由が全くの的外れと分かったので、その回避策を含めレポートします。

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2020年1月にWindows 7の延長サポートが終了してからまだ2カ月半ですが、既に全てのWindowsに影響する深刻度の高い脆弱性が2つ明らかになっています。そのうちの1つはセキュリティ更新プログラムが未提供(4月のセキュリティ更新に含める形で提供予定)です。影響を緩和する回避策はありますが、多数のPCを管理している人にとっては手間のかかる作業です。そこで、その回避策を簡単に実施する方法を考えました。

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Windows Server 2016には「更新プログラムのインストールに異様に長い時間がかかる」という、いまだに解消されない問題が残っています。本連載でも何度か取り上げてきましたが、今回あらためて、しつこく取り上げます。なぜなら、Windows Server 2016を運用している管理者にとっては、毎月繰り返される切実な問題だからです。

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「P2V(Physical to Virtual)」は、Microsoft Virtual ServerやHyper-Vの登場で“仮想化によるサーバ統合を進めよう”というのが流行った時代に用いられた、物理PC/サーバを仮想マシンに変換する方法です。現在でも、物理サーバのハードウェアの老朽化に対処するため、あるいはOSのサポート終了(EOS)対策としてクラウド化するためにP2Vのニーズはよくあるようです。

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筆者は何かを確認したいときのために、サポートが終了した旧バージョンのWindows環境を幾つかの仮想環境に維持しています。個人的に趣味で維持しているWindows博物館といったところ。先日、せっかく維持していたWindows XP環境を意図せず削除してしまうことがあったので、Windows 10のHyper-Vの仮想マシン環境に、新規インストールから再構築することにしました。

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Windows 7のサポート終了前後の状況や、サポート終了(End of Support、EOS)後の「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」を調査するため、2019年末にAzure上にWindows 7 Enterprise(MarketplaceのVisual Studioサブスクライバー向けイメージ)の仮想マシンを展開しました。追加のソフトウェアをWebからダウンロードしようとInternet Explorerを起動してみると、そこには初めて目にするページが……。

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筆者が仕事(書き物)にメインで使用しているPCは、2005年に購入したとても古いPC。x64版Windows XPプリインストールモデルを、ハードウェアのカスタマイズやOSのアップグレードを繰り返して使い続けてきました。もうすぐ15年というところで、2019年末に起こった出来事をきっかけに、ようやくリプレースしようと決心しました。

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2020年の年明け早々、Windows 7、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2の延長サポートが終了しました。次に延長サポートが終了する主なレガシーOSは、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2で、3年後です。最近、Windows Server 2012を新規インストールする機会があったので、2019年12月の最新状態にアップデートするまでをレポートします。

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前回は1人暮らしを始めた子どものために、筆者が準備した毎月の更新管理の簡素化と緊急時のリモート対応環境を紹介しました(もし子どもの方がPCが得意なら逆方向で)。この機会にわが家と筆者の通信環境も見直すことに。ADSLサービス終了の通知が来ているけどどうしようと考えている方の参考になればと思いレポートします。先に言っておくと、わが家のインターネット環境と筆者の携帯電話の具体的な月額料金が出てきますが、他の多くの方とは状況が大きく異なるだろうことは無視してください。

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筆者の3人いる子どものうち、一番上はもう大学2年生。遠方で1人暮らしをしています。大学入学時に必要ということでWindows 10のノートPCを買い与えました。PCは高校時代から使っていますが、Windowsに詳しいというわけではありません。今回は、PCの安定運用のために筆者が用意した、日常的な更新の簡素化とリモートメンテナンス環境について紹介します。Windowsを使い慣れていて、来春、大学生を遠方に送り出す予定がある親御さんには、参考になるかもしれません。

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Hyper-Vの容量可変タイプのVHD/VHDXファイルは、割り当てサイズではなく、使用量に応じて拡大していくため、評価環境などパフォーマンスへの影響を許容でき、Hyper-Vホストのストレージを効率的に利用したい場合に有効です。そんな容量可変タイプのVHDXファイルが、割り当てサイズ近くにまで肥大化しているのを発見しました。物理環境でも長く使用していれば発生し得る空き領域不足のトラブルと思うので、問題の調査から解決までをレポートします。

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Windows 10 Pro Educationは、企業向けのWindows 10 Proをベースに作成された、教育機関向けのエディションです。Windows 10 バージョン1607で初めて登場したときは、Cortanaが既定で無効になっているなど、Proエディションとの明確な違いがありましたが、バージョン1703でCortanaが有効化され、これらの違いが分かりにくくなりました。この2つのエディションの違いを、Windows 10 バージョン1903で徹底比較してみました。

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Windows 7の製品サポートが終了する「2020年1月14日」まで残り3カ月。こんな時期ですが、これからWindows 7を新規インストールし、最新状態にまで更新するとしたら、どれくらい時間がかかり、どの更新プログラムが必要となるのか、2019年9月時点で“最速”と考えられる方法で試してみました。今回は省略していますが、Windows Server 2008 R2にも適用できるはずです。

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WebサイトやWebアプリのセキュリティの要である「SSL/TLS」は、SSL 3.0以前のレガシーなプロトコルの脆弱(ぜいじゃく)性が問題視され、より新しいプロトコルに移行することが求められてきました。SSLの後継であるTLS 1.0/1.1も脆弱性があることが明らかになり、最近ではTLS 1.2以降を要求するWebサイトやサービスも増えてきています(例:2019年7月下旬のTwitterサービスなど)。今回は、TLS 1.2以降への移行の影響で失敗するようになった「Invoke-WebRequest」コマンドレットの回避策について。

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Windows 10 May 2019 Update(バージョン1903)から、オプションの更新プログラムに対して「今すぐダウンロードしてインストールする」オプションが提供されるようになりました。 しかし、.NET Frameworkの累積更新プログラムは少し扱いが異なるようです。何とか頑張って検証、説明しますが、かなりややこしいことになっています。

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Windows Server 2016の更新プログラムのインストールは、マシンスペック(特にディスクI/O)にも左右されますが、概して長い時間がかかります。時間がかかったとしても成功すればよいのですが、長い待ち時間の後、エラーで失敗したりすると……。本連載では何度も取り上げてきたテーマですが、今回は状況を改善できるかもしれない「オフライン更新」という方法を、通常のオンライン更新との比較実験でお送りします。

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Windows 10 May 2019 Update(バージョン1903)にアップグレード後、スタートメニューに出現した「ms-resource:AppName/Text」という謎のショートカットが気になって仕方がないというユーザーは少なくないと思います。その正体とは? そしてこのショートカットをどうするべきなのか?

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2019年6月の定例更新の際、検証用仮想マシンの1台が更新プログラムのインストールエラーで繰り返し失敗する場面に遭遇しました。筆者がいつもしているように“おまじない”のようなコマンドラインで解決しようとしましたが、問題が発生したのは、そうはさせてくれない「Windows 10 Sモード」だったのです。

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「Windows To Goワークスペース」は、Windows 8 Enterpriseから登場した非常に便利で面白い機能ですが、抜き差し可能であるが故にワークスペース破損のリスクがあります。修復の基本はワークスペースの作り直しですが、作成とその後のWindows Updateにかかる時間を考えると、できれば再作成は避けたいところ。

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Windows 10には教育機関向けエディションとして「Education」と「Pro Education」があります。これらは、それぞれEnterpriseとProエディションをベースに構築されたもので、機能的には対応するエディションと同等です。しかし、機能的には同等ですが、実際には一部の機能が使えないことがあります。

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2019年3月までに、MicrosoftのTechNetブログやMSDNブログにあった各種製品やサポートチームの公式ブログの多くが突然閉鎖されました。本稿は先月(4月)そのことをお伝えするために書いたものですが、記事の完成直前、4月中旬に行方不明になっていた日本語ブログの多くが復元されたため、修正を加えて今回の記事としました。

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既にサポートが終了したWindows XPとWindows Server 2003/2003 R2に対し、異例のセキュリティパッチが提供されました。古いバージョンの「リモートデスクトップサービス」に存在するリモートコード実行の脆弱性を修正するもので、この脆弱(ぜいじゃく)性はマルウェアの感染拡大に悪用される危険性があります。

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前回は更新、シャットダウン、再起動に異様に時間がかかるMicrosoft Azure上のWindows Server 2016仮想マシンの問題の改善を試みました。その際に実行した「コンポーネントストア」のクリーンアップは、筆者の経験上、果てしなく時間がかかり、Azureの課金が心配だったので断念しました。今回はその経験の話。なぜかWindows 7のディスク不足も巻き込む一騒動でした。

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評価や動作確認のために、さまざまなバージョンのWindows環境を維持している筆者は、毎月第二火曜日の翌日にある定例の「Windows Update」は悩みの種。記事のネタにもなるわけですが、特にWindows Server 2016(少数の物理/仮想マシンと少数のAzure仮想マシン)の更新には、毎回、多くの時間を取られています。なんとか改善できないものかチャレンジしてみました。それも長い時間をかけ、Azure仮想マシンの課金を気にしながら……。

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2019年2月初めに「“IEを使わないでください”とMicrosoftが警告」や「IEの使用は技術的負債をもたらす」のようなタイトルのニュース記事を目にしました。タイトルだけ見ると「やっぱりIEはセキュリティが不安」とか、「技術的負債って何?」とか、「IEがなくなると困る」とか、思ったりしていませんか?

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新年早々の2019年1月2日(日本は3日)に、Office 2010(MSI)向けに新元号関連の4つの更新プログラム(もちろん新元号は含まれていません)がリリースされ、数日後に配布が停止されました。これらの更新プログラムの影響でExcel 2010がクラッシュするなどの問題が発生したからです。2019年もWindows Updateに油断は禁物。新元号に関連したWindows/Officeの更新問題は今後も散発、あるいは続発するかもしれません。

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Windows 10 バージョン1709以降では、「WindowsUpdateProvider」モジュールが利用可能になりました。今回は、このモジュールのWindows Update用コマンドレットを利用した、汎用的に使える筆者自作のPowerShellスクリプト「SearchAndInstallUpdates.ps1」を紹介します。

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2018年11月13日、10月初めにいったんリリースされたものの重大な問題のために配布が停止されていたWindows 10 October 2018 Update(バージョン1809)、Windows Server 2019、Windows Server,version 1809が再リリースされました。もし、これらのOSを新規インストールする予定なら、今回の記事を一読してください。既に新規インストールして、まだ日がたっていないなら、インストールをし直すことも検討すべきかもしれません。

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平成最後の師走となりました。年賀状作成の時期でもあります。最近は年賀状を出す人が減ったようですが、年賀状の文面や宛名書きのために、この時期だけ自宅のPCとカラープリンタが大活躍、という人もいると思います。宛名書きで重要なことと言えば「郵便番号」です。Windows 10標準の「Microsoft IME」には郵便番号辞書が付属していますが、この辞書の更新はどうなっているのでしょうか?

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Microsoftが無料提供しているWindows向けユーティリティー群「Windows Sysinternals」は、筆者のお気に入りのツールです。「Sysinternals Suite」は、Windows Sysinternalsのほとんど全てのユーティリティーを1つのZIPファイルにまとめて提供するものです。今回は、Sysinternals Suiteのインストールと更新をPowerShellスクリプトで自動化することに挑戦してみました。

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Windows 10に組み込みのウイルス対策機能「Windows Defender Antivirus」では、新たに“サンドボックス化”が計画され、開発が進められていることが公表されました。Windows 10 バージョン1703以降なら既に試せるようになっています。でも、ちょっと待ってください。

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Windows 10はWindows Updateで「更新プログラム」が配布、インストールされます。更新プログラムには幾つか種類があり、それぞれに検出のされ方、インストールのされ方も異なります。筆者はその一部を「アップグレード」と呼んでいますが、Windows Updateなのにアップグレードはおかしいという意見をいただいたことも。皆さんはちゃんと更新プログラムの種類を区別できていますか。まとめてみましょう。先に言っておきますが、ややこしいです。

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Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809)が2018年10月2日(米国時間)にリリースされました。10月にリリースされることは分かっていましたが、まさか月初めに予告なくくるなんて少しびっくりです。しかも、RTMビルドになった17763.1は、提供開始後数日で配信停止。本当にびっくりです。

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Windowsには、正常に起動しないシステムのトラブルシューティングやバックアップからのリストアなどに利用できる「Windows回復環境(WinRE)」があります。さまざまなWindows環境でWinREを使用してきて、最近、気が付いた点を幾つか紹介します。

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Windowsのシャットダウンや再起動に異常に長い時間がかかるとき、電源ボタンを長押しするのは早計です。電源ボタンによるリセットが必要なハングアップ状態なのかもしれませんが、何か重要な処理を行っていて、それに時間がかかっているのかもしれません。今回は、Windowsがシャットダウン処理中に何をしているのか、知りたいときに利用できる2つの方法を紹介します。

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アプリケーションや更新プログラムのインストール後、PCが正常に起動しなくなったとしても、「セーフモード」なら起動できる場合があります。しかし、原因を取り除くためにアプリケーションをアンインストールしたり、別の更新プログラムをインストールしたりしようとしても、セーフモードではそう簡単にはいきません。

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Windows 8以降、Windowsは新バージョンへのアップグレードが無料で提供されるようになったため、PCユーザーの多くはプリインストールされたOSから最新のWindows 10までアップグレードを繰り返してきたと思います。たまには、インストール済みのアプリケーションを再確認して、使っていないものを削除したり、新バージョンに更新したり、無駄なディスク使用を改善したりすることをお勧めします。

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あまり話題になっていないようですが、2018年4月30日(米国時間)にリリースされたWindows 10 April 2018 Update(バージョン1803)の「半期チャネル」向けの配布が、2018年7月10日(米国時間)に始まりました。この機会に機能更新プログラムの延期日数を試してみました。

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Windows Updateが動作していて、フォアグラウンドの作業が重く、しかもWindows Updateがなかなか進まない状況に遭遇したことはありませんか。画面をただ眺めているだけでは、進んでいるのか、いないのかが分からず、結局失敗して時間の無駄に終わるということも……。他にすることがなく、時間を持て余しているのなら、進んでいることが分かる詳細を追跡してはいかがでしょうか(本稿の最後に注意点というかオチがあります)。

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Windows Server 2016には、新しい最小インストールオプション「Nano Server」が追加され、注目されました。物理サーバ、仮想マシン、コンテナ向けOSとして登場しましたが、その位置付けが再定義されたことは2017年9月、本連載第104回で紹介しました。Windows Server Semi-Annual Channel(SAC)で2つ目のバージョンがリリースされた今、初代Nano Serverの状況がどうなっているのかフォローアップします。なお、今回の日記には公式情報だけでなく、筆者の想像や希望が一部含まれることにご注意ください。

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前回は、Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803)へのアップグレードが失敗する古いPCで、Windows 10 バージョン1803をクリーンインストールする実験的な試み(筆者としては成功)を紹介しました。その後、Windows 10 バージョン1709の最後のバックアップを復元しようとしたところ、「イメージでシステムを回復」がエラーで失敗。でも、慌てることはありません。そのバックアップがちゃんと取れているなら、何とかなります。

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Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803)のリリース直後にお送りした126回特別編で、Windows 10 Fall Creators Update(バージョン1709)を最後に、後継バージョンへのアップグレードの道が絶たれた、古いUMPCについて言及しました。まだ諦めたわけではありませんが、現時点では標準的な方法ではアップグレードに失敗します。今回は、現時点でWindows 10 バージョン1803を無理やり動かす実験的な試みのレポートです。

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本連載では「Windows Update」のトラブルや回避方法をよく取り上げていますが、今回は更新をしばらく怠ったときの副作用の話です。それをよく示す事例が、2018年5月の定例更新後に発生する可能性があります。更新サイクルを調整している個人や企業は、今後、近いうちに影響を受けるかもしれません。実は“Microsoftが想定している最大の更新間隔の期間内”に更新されていれば、影響を受けることはありません。

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2018年4月30日(米国時間)、日本では大型連休の中日に、Windows 10の新しい機能更新プログラム「Windows 10 April 2018 Update」の提供が始まりました。長期休暇中に自宅のコンピュータに触れていない方、あるいは更新管理がしっかりとされていない企業では、連休明けにちょっとした騒動が起こる(起こった)かもしれません。筆者の家では、1台のタブレットPCの機能更新で少しだけ苦労しました。

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「Debugging Tools for Windows」(WinDbg、kdなど)といえば、アプリケーションやドライバ開発者が自分で書いたプログラムをデバッグするための、Windows向け開発者専用ツールというイメージがあります。しかし、開発者ではないITプロにとっても、Windowsの動作や仕様の理解、あるいはトラブル解決に役立つことがあります。

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今回のネタは、Windows Updateによる更新プログラムのインストールで、仕事や帰宅の邪魔をされたくない、余暇の楽しみを邪魔されたくないという、Windows 10ユーザー向けの1つの“提案”です。少し手間が掛かりますが、今後、発生するかもしれない更新トラブルの多くを避けながら快適なPC生活を過ごすことができるかもしれません。

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筆者の手元にあるノートPCの1台は、購入してから5年以上がたちますが、最新のWindows 10が動いていますし、ハードウェアが致命的に壊れるまではこのまま使い続けるつもりです。しかし、難点が1つ。Bluetoothデバイスがたびたび使用不能になることです。問題を解消する方法はあるのですが、数日たつと再現するのです。さて、どうしたものでしょう。

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システムのフルバックアップ(システムイメージ)は、ディスクの物理的な故障はもちろん、ソフトウェアの問題でPCが不調になってしまったとき(Windows Updateの副作用など)、元の正常な状態を取り戻すことができる保険になります(新しいデータは一部失われます)。でも、そのバックアップからの復元が失敗するとしたら、もうどうしようもないのでしょうか。諦めの悪い筆者なら、もう少しあがいてみます。

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Windows 10クライアントを運用している企業で、計画とは違うタイミングでWindows 10の新バージョンへのアップグレードが始まってしまうケースが発生しているようです。原因は幾つかありますが、最近になって事前通告なしで始まった「機能更新プログラム」とは異なる方法での配布が影響しているのかもしれません。そんなの聞いてないよ。

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かつて、Microsoftは新たな製品や戦略を発表する際にはプレスリリースを出していましたが、数年前からはブログで重要な情報がアナウンスされるようになりました。それも、広報のように一本化されたものではなく、チームごとにあるたくさんのブログの1つであることも珍しくありません。2018年2月初め、そうしたブログの1つでWindowsとOfficeの次期バージョンやサポートポリシーに関する重要なアナウンスが行われました。

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本連載では、Windowsユーザーとしての筆者が、日々遭遇する疑問の調査やトラブル解決を取り上げてきましたが、たびたび深入りし過ぎ、一般ユーザーには余計な情報を提供したかもと反省しています。そこで今回は、はじめてWindows 10に触れるという方に向けて、Windows 10とうまく付き合うヒントを紹介します。

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2018年1月のWindows Updateは、Spectre/Meltdown問題で大変でした。まだ、PCベンダーからのマイクロコード提供待ちという状況でしょう(その対策されたはずのマイクロコードでも、問題が発生しているようです)。この問題とは関係ありませんが、筆者のテスト環境では2018年1月の更新で、とてもクレイジーなHyper-V仮想マシンに遭遇しました。同様の問題で悩んでいる人がいるかもしれないので、正常化までをレポートします。

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2018年早々、プロセッサに影響する脆弱性が公表されました。そして、Microsoftは1月の定例日(1月10日)を待たずにこの脆弱性を軽減する緊急のセキュリティパッチを含む更新プログラムの提供を開始しました。この緊急パッチをインストールしたことで安心してはいませんか。今回の問題は、OSのパッチだけでは不十分です。

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Microsoftは同社の製品およびサービスについて、明確なサポートポリシー(ただし、途中で変更あり)に基づき、更新プログラムを含むサポートを提供しています。2018年は主に10年前にリリースされた製品がサポート終了を迎えます。どのような製品があるのか、年の初めに再確認し、使用していないかどうかを調べておきましょう。

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最近、「Windows Update」が連続して問題になりました。このようなとき、セルフでトラブルシューティングするのに役立つのが「KB(Knowledge Base)」や「サポート技術情報」と呼ばれる、Microsoftが公開している膨大なサポート情報です。しかし、このサポート情報も何だかおかしなことになっています。

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2017年12月4日ごろから、Windows 7で「Windows Update」を実行できないというトラブルに遭遇しているユーザーが少なからずいるようです。Microsoftによる公式なアナウンスや回避策は今のところないようですが、取り急ぎ、問題を解消できる可能性がある方法を紹介します。

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2017年10月にリリースされ、Windows Updateによる段階的な配布が開始された「Windows 10 Fall Creators Update バージョン1709(ビルド16299)」ですが、このリリースはWindows 10 Homeおよび既定の更新チャネルで運用しているWindows 10 Pro向けのもの。ビジネス向けのリリースは年が明けてからのはずでしたが……。

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Windows 10 Educationは、企業向けの最上位エディションであるWindows 10 Enterpriseをベースにした教育機関向けのエディションです。企業や一般ユーザーが利用する機会はなく、商用エディションに比べて公開されている情報も少ないため、その存在はベールに包まれている感がありますが、実際はそれほど特別なものではありません。しかし、実際に触れてみたところ、1つの挑戦状を受け取ることになりました。

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Windows 10 Fall Creators Update(バージョン1709、ビルド16299)がリリースされました。企業での本格導入は(ちゃんと運用管理していれば)「半期チャネル」向けリリースが宣言される4カ月後になると思います。その前に、Windows 10の「チャネル」(旧称、ブランチ)の名称変更について一言、言わせていただきます。

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Windows 10の最新バージョン「Windows 10 Fall Creators Update バージョン1709(ビルド16299)」がリリースされました。「出勤しようとしたら、突然、アップグレードが始まって困った」「早く帰りたいのにPCの電源を落とせない」なんてことにならないよう、まだ準備ができていない、そして、まだWindows Updateで検出されないのであれば、今が備えるチャンスですよ。

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毎月第二火曜日の翌日(日本時間)は、恒例のWindows Updateの日です。最近は何か問題が起きるのではないか、更新に何時間もかかったり、その上失敗したりするのではないかと、恐怖さえ感じます。さて、2017年10月のWindows Updateは無事に済んだのでしょうか。

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2017年9月、Office 2016バージョンのOffice 365デスクトップアプリの「Monthly Channel」と「Semi-Annual Channel(Targeted)」に、バージョン1708の更新が提供されました。この更新により、Excelのマクロなど、VBAプロジェクトを含むファイルで問題が発生する可能性があるので注意しましょう。影響を受ける場合、結構面倒なことになります。

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Windowsのサポートライフサイクル期限が近づくたびに、サポート終了の影響やアップグレードの必要性が話題になります。特に2014年4月にWindows XPのサポートが終了してからがそうです。その理由は、Windows PCやインターネットの普及、Microsoftのサポートポリシーの明確化(や変更)、新たなセキュリティ脅威の登場など、さまざまです。2017年4月にWindows Vistaのサポートが終了しました。次は、Windows 7の番です。

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本連載第96回「Windows UpdateとIaaSクラウドは忍耐が試される?」では、クラウド(Microsoft Azureなど)上の仮想マシンでWindows Updateやシャットダウンを行う場合の注意点(特に、Windows Server 2016)を取り上げましたが、2017年9月の定例更新で過去最大(筆者史上)の忍耐を強いられることになりました。本連載の過去記事と重複する部分もありますが、トラブルシューティングの参考になるかもしれないのでまとめました。

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Windows Server 2016には、従来のGUI環境と「Server Core」と呼ばれるCUI環境に加え、新たに「Nano Server」という最小インストールオプションが追加されました。Nano Serverは、Hyper-Vなど幾つかのサーバの役割を実行できますが、現行バージョンの本番環境への導入はお勧めしません。なぜなら初代Nano Serverは、ある意味、一代限りのはかない存在になりそうだからです。

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2017年8月の定例のWindows Update後、Windows 10 バージョン1607とWindows Server 2016の「更新の履歴」が消えるという事象に遭遇しました。その翌週には、これらのOSに対し、累積的な更新プログラムが提供されました。その累積的な更新を数台の仮想マシンにインストールしようとしたら、丸一日かかってしまいました。

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2017年秋にリリース予定のWindows 10 Fall Creators Update(バージョン1709)では、「設定」アプリの項目が増えます。本連載第99回で「設定」の各項目へのショートカットに使用できる「ms-settings:URI」の一覧を紹介しましたが、早くもこの一覧に追加が必要になりそうです。

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本連載100回記念として、恒例となっているWindows Updateの話題。Windows 10のWindows Updateは、都合の悪いときに突然始まったり、再起動したりと、苦情も多いようですが、ネットワークの使用量に関しては“隠蔽”する気はないようで、おおよそのサイズをレポートしてくれます。次期バージョンでは、さらに“丁寧に説明”されることを期待できるかもしれません。

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Windows 10の「設定」アプリではさまざまな設定が可能ですが、目的の場所にたどり着くのに苦労することがあります。ときには、どこに設定があったか忘れてしまうことも。Windows 10の「Cortana」に統合された検索機能を使うこともできますが、「ms-settings:URI」を知っていると便利ですよ。

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テスト環境として構築したWindows Server 2016の物理サーバと仮想マシン。その一部でWindows Updateやシャットダウンに異様に時間がかかるといった現象に遭遇しました。そんな中、Windows Serverの次期バージョンに関する新方針の発表もあって、いろいろな面で“更新”に対する不安が高まっています(筆者の個人的な感想)。

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「コンピューターの電源を切らないでください」というメッセージにどれだけの時間、耐えられますか。メッセージを無視して電源を切ると、案の定、状況がさらに悪化して、余計に時間がかかることになるかもしれません。それがクラウド上の仮想マシンとなると、さらに厄介なことになります。

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ランサムウェア「WannaCry」の世界的な感染や、日本国内での感染報告を聞いて、慌ててWindows Updateを実行したユーザーやIT部門の方は多いのではないでしょうか。“セキュリティパッチを当てたからこれで安心”なんて思ってはいけませんよ。

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世界的に猛威を振るっているランサムウェア「Wanna Cryptor」に対し、マイクロソフトはサポートが既に終了しているWindows XP、Windows Server 2003、Windows 8(8.1ではない)向けに緊急のセキュリティ更新プログラムの提供を開始しました。

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マイクロソフトは2017年4月12日(日本時間、以下同)、当初の予定通り、Windows Vista(Service Pack 2)に対する全ての製品サポートを終了しました。次にサポートが終了するのはWindows 7ですが、まだ3年もあると思っていませんか。それよりも前に、セキュリティ更新提供が終了するWindows 10があります。

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マイクロソフトは2017年4月12日(日本時間、以下同)から、Windows 10の最新バージョン「Windows 10 Creators Update」のWindows Updateによる配布を開始しました。ただし、全てのPC向けに直ちに配布されるわけではなく、順次、配布対象を拡大しながら提供されることになります。

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マイクロソフトはWindowsの新しいバージョンをリリースする際に、他のプラットフォームよりは互換性の維持に力を入れていると思います。しかし、それは新しいバージョンが出るのに合わせて、バージョンアップすればという条件付きの場合があります。途中のバージョンをスキップすると、動作しない原因を追跡するのが難しくなります。古い互換性機能の中には、新しいOSでテストされていないこともあるような、ないような……。

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Windows 10のWindows Updateは、以前のWindowsから大きく変わりました。Windows 10になってからも変更は続いています。半ば強制的なWindows Updateに対抗する最終手段は「Windows Updateサービス」の無効化ですが、どうしてもというなら、影響を知った上で一時的に無効化するのがよいでしょう。

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Windows 10/Windows Server 2016向けの累積的な更新プログラム「KB3200970」。筆者のWindows Server 2016サーバの一部でWindows Updateが進まない、完了しない、手動インストールも失敗するというトラブルに遭遇しました。このトラブル解決方法を紹介します。

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先日、Windows Server 2016評価版をインストールしようとしたところ、インストール用DVDを準備できない、インストール用USBメモリも起動しないというトラブルに遭遇。さて、こんなとき、皆さんならどうしますか。ほとんどの方には役に立たないかもしれませんが、こんな方法もあるということをお見せします。

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Windows 8から登場したストアとストアアプリ。Pro以上のエディションではグループポリシーやローカルコンピューターポリシーで使用を制限できました。Windows 10でのポリシーによる制限がどうなっているのかをまとめました。一筋縄ではいかないところが幾つかあります。

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2016年6月15日のWindows Updateで配布された更新プログラムの中に、グループポリシーの脆弱(ぜいじゃく)性を回避するための「セキュリティ更新プログラム(KB3159398)」がありました。この更新プログラムを適用後、グループポリシーの適用に不具合は生じていませんか。この更新プログラムは重要ですが、副作用にも注意が必要です。

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Windows 7を新規インストールする必要がある人に朗報です。Windows 7 SP1から2016年4月までの更新プログラムをまとめた「ロールアップ更新プログラム」が利用可能になりました。Windows 10にアップグレードしたけどWindows 7に戻したい人は、これで新規/再インストールが楽になります。

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WindowsとWindows以外のクロスプラットフォーム環境で作業したことがある人なら、テキストファイルの改行コードの違いに悩まされたことがあるでしょう。残念ながら、Windows標準搭載の「メモ帳」は、Windowsで使われる改行コードしか認識しません。そんなとき、PowerShellでさらりと一括変換できるとカッコイイですよ。

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Windows 10初期リリースを経由してWindows 10 バージョン1511にアップグレードしたWindows 10では、「グループポリシーエディター」を開くとエラーが表示されます。この不具合が発生する経緯から、クライアントPCを一括修正する方法までを解説します。

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日常的なタスクの自動実行のために、Windowsの「タスクスケジューラ」は便利です。Windows 7/8.1をWindows 10にアップグレードしたことで、以前は動いていたはずのタスクの登録がエラーになっていませんか? 特に、Windows 7からのアップグレードの場合は、タスクスケジューラの仕様変更が影響しているかもしれません。

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Windows 10にアップグレードしても30日間は以前のバージョンに簡単な手順で戻すことができます。マイクロソフトとしては“簡単に戻せるんだから、安心してアップグレードして”ということなのでしょう。しかし、簡単に戻せないという状況に陥ってしまう不運なユーザーもいるようで……。

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マイクロソフトの脆弱性緩和ツール「Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)」。その最新バージョン「EMET 5.5」がリリースされました。既にEMETを活用しているのであれば最新版に更新することをお勧めします。まだ使ったことがないという方は、使用上の注意をよくお確かめの上、各自で判断してください。

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Windows Virtual PCにある仮想マシンをどうするか決めかね、Windows 10へのアップグレードを先延ばしにしている筆者のWindows 7 PC。毎月Windows UpdateのためにWindows Virtual PCの仮想マシンも起動して更新し続けてきましたが、ここ数カ月、この作業をすっかり忘れていました。5カ月振りに仮想マシンを起動してWindows Updateを実行してみると、案の上、全く進む気配なし……。

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「来年の事を言えば鬼が笑う」といいます。しかし、確実に起こることが分かっているリスクもあります。その一つがソフトウエアのサポート終了。今後18カ月以内にサポートが終了するマイクロソフト製品についてまとめてみました。サポート期限の日付はいずれも日本時間です。

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マイクロソフトが提供する無償の脆弱(ぜいじゃく)性緩和ツール「Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)」。その次期バージョン「EMET 5.5 Beta」がリリースされました。今回は、EMETのサポートポリシーに関する注意事項、およびEMETのこれまでの実績を解説します。

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Windows 10 Pro/Enterprise/Educationでは「リモートデスクトップサービス」のデバイスリダイレクト機能に関して、これまでのWindowsから仕様が変更されている部分があります。筆者はこの仕様変更に関する公式な情報を確認していませんが、仕様変更の発見に至った経緯をトラブルシューティングの事例として紹介します。

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Windows 10の新機能や変更点は、トラブル解決を遅らせる原因になるかもしれません。なぜなら、これまでのトラブル解決の経験則が、そのまま使えるとは限らないからです。今回紹介する筆者の二つのトラブル例は、Windows 10やWindows Server 2016で遭遇するかもしれないトラブルを解決するヒントになるかもしれません。

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“Windows 10 Proにアップグレード:失敗”エラーが記録されていた筆者のノートPCに、ようやく無償アップグレードの通知が来ました。このノートPCのアップグレードとアップグレード後のちょっとしたトラブルをリポートします。

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2015年7月29日、Windows 10が正式にリリースされ、無料アップグレードを予約したWindows 7/8.1 PCへの配布が始まりました。今回は、Windows 10へのアップグレード前、そしてアップグレード後に知っておくべきことをまとめました。

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2015年7月15日のWindows Server 2003のサポート終了まで、残り数日です。この日は、Windows XPに対するマイクロソフトのマルウエア対策ソフトの定義ファイル提供も終了する予定です。さて、Windows Server 2003に対するマルウエア対策ソフトへの今後の対応はどうなるのでしょうか。

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前回、WordやExcelなど、Officeドキュメントのパスワード暗号化保護は簡易的なものであり、個人情報を扱うには適切ではないということを書きました。その考えに変わりはありませんが、「パスワードの強度(十分な長さと複雑さ)を高めれば十分に安全では」という声をいただきました。確かにその通りだと思います。そこで今回は、Officeドキュメントに設定するパスワードの強度について考えてみました。

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日本年金機構の情報漏えい事件は、個人情報のずさんな管理や危機意識の低さなど、さまざまな問題を浮き彫りにしましたが、筆者が注目したのは“内規に違反してパスワードを設定していなかった”ということ。内規違反よりも“パスワードを設定すればよいという運用が問題でしょ”ってことに突っ込まないと。

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本連載第31回は「Azureで始めるDocker入門」を掲載しました。掲載後、すぐに「Docker 1.6」がリリースされたので、意図したわけではありませんが、タイムリーな記事になったと思います。今回は、その記事でも紹介した「Docker Client for Windows」をフォローアップします。

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2015年4月22日(米国時間)、次期Windowsのプレビュー版「Windows 10 Technical Preview」の最新ビルド「10061」が一般公開されました。この夏(7月というウワサも)にも正式リリースされるWindows 10。最新ビルドは正式版により近いものになっているはずですが、さて……。

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2014年から急速に注目度が増しているコンテナー型仮想化技術「Docker」。すでに多くのLinuxで利用可能な技術ですが、次期Windows Serverでもサポートされる予定です。Dockerとはどのようなものなのか、一度、実際に触って体験してみてはいかがでしょうか。

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Cドライブの容量不足を解消する方法として、本連載第15回では「%Windir%\WinSxS」フォルダーのクリーンアップを取り上げました。その際のトラブルに関連して、「C:\Windows\System32\korwbrkr.lex」のファイルロックが「C:\Windows\WinSxS」フォルダーに影響する理由の説明を先延ばしにしましたが、今回の話でその理由が分かるでしょう。

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「Enhanced Mitigation Experience Toolkit」(EMET)は、Windowsやアプリケーションに存在する未パッチの脆弱性を悪用した攻撃を検出、阻止してくれる“かもしれない”、脆弱性緩和ツールです。今回は、この“かもしれない”ということがよく分かる実証実験にお付き合いください。

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