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本連載では「顧客起点経営」を実現するデータウェアハウスの役割について述べてきた。データウェアハウスを使うことでバックオフィスのプロセス変革と、フロントオフィスのチャネル統合を実現する。さらに、企業の経営指標として「顧客満足度」を含むKPIを設定し、データウェアハウスで分析、モニタリングすることで顧客起点経営のサイクルを確立できる
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顧客に真の価値を提供するには、いままで「企業側の論理」で構築されてきたビジネスプロセスを再構築しなければならない。そして自社のプロセスが顧客にとって価値があるかを検証するには、ビジネスインテリジェンス(BI)が必要になる。BI、OLAP、データマイニングツールを使い、その結果を具体的なアクションに結び付けてこそ「顧客視点のビジネスプロセス」が構築できるのだ
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「顧客起点経営」を実現するためには、基幹系システムのプロセス統合のみならず情報系システムとして全社的なデータ統合も忘れてはならない。これをできるだけシンプルな例で説明してみよう。そしてプロセス統合を支えるデータベースとデータ統合を支えるデータウェアハウスのアーキテクチャと役割の違いに言及したい
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ERP、SCM、CRMなどに分類される企業内の各プロセス(システム)を全社レベルで統合するソリューションが提案されるようになってきた。その目的は、市場や顧客に対して迅速かつ適切な対応を全社レベルで行うことだ。いわば拡大されたCRMともいうべき、顧客起点のビジネス・プロセスを実現するためには、どのようなシステム的裏付けが必要なのだろうか? 短期集中連載でエンタープライズ・データ統合について解説する
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