第35鉄 真夏日の鉄分補給は涼しいミニ博物館で杉山淳一の+R Style(3/6 ページ)

» 2010年07月23日 11時00分 公開
[杉山淳一,Business Media 誠]

 鉄道模型はHOゲージ(線路幅16mm、1/80スケール)のパノラマと、Oゲージ(線路幅32mm、1/45スケール)の運行体験コーナーがある。HOゲージは歴代の東急の電車が勢揃い。風景の一部にみなとみらいエリアがあって、その地下にみなとみらい線(参照リンク)も走っていた。Oゲージの運転体験コーナーは田園都市線の線路配線を模した作りで、終着駅、追い越し駅の構造と列車運行のシミュレーションができる。電車にはカメラが搭載されていて、運転台で映像を見ながら操作できる。実車も模型も運転体験をしてみたかったが、どちらもチビッコたちが並んでいたので遠慮した。

 一般にはあまり人気がなさそうながら、東急沿線で育った筆者にとっては旧高津駅の再現セットや歴史紹介の展示物も楽しかった。

鉄道模型パノラマは大人気のコンテンツ。走行中の電車について、スクリーンで実物の写真で紹介する仕組み

カレーを食べて地下鉄で南下するぞ

 電車とバスの博物館を出て、ふたたび田園都市線に乗った。渋谷には戻らず、ちょっと先のあざみ野駅で下車。ここから横浜市営地下鉄ブルーラインで南下する。その前にお昼ご飯だ。あざみ野駅近くのインド料理店「となりのアクバル」でターリランチ。カレーが2種類に大きなナン、タンドリーチキンとシークカバブ、サラダ、ドリンクのセットで1450円。食堂風の親しみやすい店構えだが、味は本格派。緑色の豆(?)入りのシークカバブが旨かった。ちなみに「となりのアクバル」という店名は、あざみ野駅のとなりのたまプラーザ駅に本店「アクバル」があるから。アクバルという店名はインド(ムガル帝国)のアクバル大帝から来ているとのこと。筆者はいつも本店を利用しているので、今回は初の「となり」体験。「となり」には「ご近所の親しみやすさ」という意味もありそうだ。暑い日には暑い国の料理がいい。暑さをスパイスで吹っ飛ばした……と思ったのだが、店を出たら汗が3倍くらい出てきた。

「となりのアクバル」のターリセット。シークカバブがおいしい

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