パッセンジャーは、プライバシーに配慮してCピラーの内側に位置するレザー張りのラウンジシートに身を沈めてリラックスすることができます。ラウンジシートの背もたれはわずかにカーブしているので、互いに向き合いやすく、隣の人との距離を縮めます。ラウンジシートでは仕事をしたり、オプションで装備されるワイヤレス・ホットスポットも利用できます。さらに、オプションのシアターコンフィギュレーションを装備すれば、ドライバーに直接影響する機能を除き、すべての設定をリアシートから直接コントロールできます。
これらの機能は、左右のフロントシートの背面に搭載された2台の9.2インチLCD画面に表示されます。このLCD画面は、アームレストに搭載された回転式コントローラーによって、観る人に合わせて角度を調節することができます。パッセンジャーは、自分の席の温度調節をしたり、テレビのチャンネルやCD、ラジオを操作したり、ナビゲーションメニューをブラウズすることができます。また、10チャンネル600ワットのアンプと16個のスピーカーを搭載したオーディオシステムで好きな音楽を楽しむことができます。USBや補助入力を使えば、外部オーディオデバイスを接続、統合することも可能です。
あるいは、パッセンジャーは、ゆったりとくつろぎ、ボンネット上のスピリット・オブ・エクスタシーの向こう側に広がる景色を楽しみながら、毛足の長いカーペットまたはラムウールのフロアマットに足を投げ出し、マッサージシートやシートクーラーのスイッチを入れて贅沢な時間を過ごすこともできます。ロールス・ロイスブランドのもう1つの真髄ともいえる「静粛性」を存分に楽しむ最適な環境といえるでしょう。
「ゴーストでは、精緻さと力強い走行性能を持った車を設計しました。ゴースト エクステンディットホイールベースの開発においても、それを引き継ぐことが重要でした。私は、この根本的な目的は達成できたと自信を持っています。その動力性能は圧倒的で、ゴーストのドライビングとの違いはほとんど感じられません」ヘルムート・リーデル(エンジニアリング・ディレクター)
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