すべてのロールス・ロイスは、英国グッドウッドの工場から出荷される前に、1台あたり60名以上の手を経て製造されています。ゴースト エクステンディットホイールベースは、これら高度な技術を持つ職人や技術者たちが20日間を費やし、2000に及ぶ工程を経て完成されます。
ゴースト エクステンディットホイールベースの塗装および磨き仕上げの完成までには7日間を要します。5段階にわたる塗装加工処理の最初の工程は、腐食防止のためのリン酸塩電着コーティングです。さらに、プライマー層、カラーコート、および、最後に2つのクリアラッカーコートと工程を重ねていきます。
ボディは、1層分終了するごとに手作業で研磨され、最終層まで塗り終えた後には、5時間を費やして手作業で磨き上げられます。ゴースト エクステンディットホイールベースでは、12色のエクステリアカラーを用意しています。それぞれを、オプションのシルバーサテン仕上げのボンネットと組み合わせることもできます。
ロールス・ロイスのインテリアには、完璧な仕上げのレザーのみが用いられています。ゴースト エクステンディットホイールベース1台のインテリアには、9枚の厳選された雄牛の原皮が使用されています。皮組織の深部にまで染料を行き渡らせるために、原皮はドラム染色されています。さらに自然乾燥することで、豊かな風合いが引き出され、モダンな質感がもたらされます。
それぞれのレザーパーツはレーザーで精密に裁断されます。さらに、手作業で縫製され、熟練した職人の手で伝統的な技法を用いて取り付けられます。その後、シートとインテリアパネルには、その制作に携わった職人が署名を残します。
ゴースト エクステンディットホイールベース1台には、少なくとも3平方メートル相当のウッドべニアが用いられています。これらは18種類のパーツに形作られ、完成までに16日間を要します。各パーツは、11層のべニアと、それぞれ1層の金属とアルミニウムからできています。これは、ウッドに強度を持たせるためと、事故の際にウッドが粉々になるのを避けるためです。
天然のウッドの美しさは、専門の職人らの高い技能によって命を吹き込まれています。ゴースト エクステンディットホイールベースでは、現代的なストレートグレイン(柾目)からクラシックな木目まで、4種類の高品質なウッドべニアが用意されています。
1台の車両には、同じ木材から採られたウッドベニアが使われます。そうすることで、インテリア全体で木目が調和するだけでなく、それぞれのウッドパーツがともに年月を重ね、同じペースで色合いを深めていきます。各ウッドパーツは、手作業で加工および研磨された後、5段階のラッカー塗装で保護され、鏡のような輝きを得るまで磨き上げられます。
ロールス・ロイスのインテリアには同じものは2つとありません。しかし、すべてにおいて完璧を求めるという創業者サー・ヘンリー・ロイスの理念が、すべてのロールス・ロイスに貫かれています。
コーンズ青山ショールーム(東京) TEL:03-5413-2100
ロールス・ロイス・モーター・カーズ横浜(神奈川) TEL:0120-188-250
URL:http://www.rolls-roycemotorcars.com/
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