家具から建築までデザインを手がけるスキーマ建築計画を主宰する建築家、長坂常さんは、自身で手がける家具シリーズの最新作を発表。エポキシ樹脂で固めた木を分断してから杉板をはめ込んだ「Flat table」は、樹脂を透過して見える“木”の新しい表情が印象的。
青木淳建築計画事務所を経て2004年に独立。以降数々の話題作を発表する建築家、中村竜治さんは、2010年の会場構成を手がけた人物でもある。今回は、さまざまな素材でスタディを試みている家具シリーズの1つ、2005年に発表した「hechima」を出展。1ミリのシナの単板を重ね合わせて作った成型合板によって作られている。
三宅デザイン事務所で「A-POC」の企画を中心にさまざまなプロジェクトに携わり、2010年に独立、自身のブランド「mame」を立ち上げた注目の若手デザイナー。エンカビニルとアクリルで表現したバッグ「skelton」は、まるでX線写真を照射したからのような独特の技法を用いた作品。一見するとアートピースのような面立ちだが、実際には量産タイプである事実に驚かされる。
フライターグの什器としてデザインされた「V30」でスイスデザイン賞を受賞するなど、才能あふれる若手デザイナーとして注目されるスイス出身のプロダクトデザイナー、コリン・シェーリーさんは最新の家具シリーズを発表。簡単に組み立てられて空間をフレキシブルに構成できる家具、しかもそれをハイフィニッシュ&ローコストで実現した「con.temporary furniture」は、まさに究極の時代性を感じさせるコンテンポラリーファニチャーだ。
輸送コストの問題を解決するために、日本はヒノキ工芸、スイスはスイスの工房で製造する「MADE HERE」(地産地消)のコンセプトはおそらく多くの人が共感できるシステム。シナ合板の表情を生かしながら、たたみグリッド(畳のサイズ)でサイジングされた家具はそれぞれ釘を使わずにホゾ(臍挿し式)で組み立てるようにモジュール化されている。天板はリノリウムでカスタム化も可能だ。
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