仕事に、遊びに。香港3泊4日でエネルギーをフルチャージ秋本俊二の“飛行機と空と旅”の話(1/6 ページ)

» 2012年01月16日 10時00分 公開
[秋本俊二,Business Media 誠]

 香港へ飛ぼうか。そう思い立ったのは、クリスマスを翌週に控えた2011年12月の中旬だった。手つかずの仕事が山積み状態で、年末までにどうしても終わらせておかなければならない。いつもとは違う環境に身をおいて気分を変え、集中して取り組もうと目論んだのが今回の旅のきっかけだった。

東京から香港へ週49便を運航

 最初の問題は、いまからチケットが手配できるかどうかだ。日本から香港へは2010年10月以降、羽田からも飛べるようになった。さすがにこの時期の羽田便は取れなかったが、香港をホームタウンとするキャセイパシフィック航空なら成田からも午前に2便、午後に2便、台北経由を加えると毎日5便を飛ばしている。東京(成田、羽田)から香港へは週49便に増えた。

 ネットで調べてみると、希望日の朝10時45分に成田を発つCX501便に空席がある。さっそく予約を入れた。

 出発当日は朝9時に成田空港に到着。事前にオンライン・チェックインを済ませておけば、あまり早く出かける必要はない。2010年2月からはモバイル・チェックインのサービスも始まり、出発までの手続きがさらに簡素化された。

 モバイル・チェックインなら、出発予定の48時間前からキャセイパシフィック航空のモバイルサイトにアクセスし、手続きを行える。シートマップを見ながらの事前の座席指定も可能で、一連の手続きを完了するとバーコードが携帯電話に送られてくる。空港でバーコードを提示して搭乗券を受け取ることになるが、チェックイン自体はすでに済んでいるから時間はかからない。仕事の資料を詰め込んだスーツケースをカウンターで預け、出発ゲートへ向かった。

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