クリーンディーゼルエンジン搭載のBMW「X5」

» 2012年02月03日 11時34分 公開
[日岐まほろ,エキサイトイズム]
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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 BMWはX5のラインアップに、クリーンディーゼルエンジン搭載の「xDrive35d BluePerformance(ブルーパフォーマンス)」を追加設定することを発表した。世界で最も厳しいといわれる日本の排出ガス規制に適合する新しいプレミアムモデル。価格は839万円で、2月末よりデリバリーがスタートする予定だ。

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 伝統の優れた走りの世界とともに、卓越した環境性能を実現すべく、あらゆるテクノロジーを組み合せ効率を追求しているBMW。そのBMWにおける、今後の日本市場での重要な環境テクノロジーの柱の1つが「クリーンディーゼル」だ。

 日本国内ではメルセデス・ベンツがMクラスおよびEクラスにクリーンディーゼルモデルを導入。また国内ブランドにおいてもそのラインアップは広がりを見せている。クリーンディーゼルは、次世代環境車としてかねてから注目されてきた存在なのだ。

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 今回デビューしたX5に搭載される3リッター直列6気筒BMWツインパワー ターボディーゼルエンジンには、BMWの革新的排出ガス処理技術「BMW BluePerformanceテクノロジー」が投入されている。

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 BMW BluePerformanceテクノロジーは、排気ガス中に含まれるNOxを大幅に低減する還元剤の尿素水溶液「AdBlue(アドブルー)」の噴射システムや、排気ガス中の粒子状物質の除去デバイスなどによる排出ガスクリーン化技術だ。また燃料の燃焼効率を徹底的に高めるべく、約1800バールという超高圧の燃料噴射を可能とする新世代コモンレール ダイレクトインジェクションシステムを採用。こうしたテクノロジーによって、“世界で最も厳しい”といわれる日本の排出ガス規制「ポスト新長期規制」への適合を果たした。

 エンジンスペックは最高出力180キロワット(245馬力)、最大トルク540ニュートンメートルというもの。これに8速ATを組み合せる。V8/5.0リッター自然吸気エンジンにも迫るこの豊かなトルクは、最新のディーゼルターボエンジンならではの特徴。X5のパワフルでスポーティなイメージに見事にマッチする走りを披露してくれるだろう。一方で燃費性能は、同排気量のガソリンエンジンを搭載するX5 xDrive35i比で約30%も優れた燃費数値となるにリッター11キロ(JC08モード)を実現している。

 走りの輝きを失うことなく優れた環境性能を発揮する最新のクリーンディーゼルユニットの導入によって、BMWはさらなる輝きを放つことになる。

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