時刻表示を磁場の力で非接触に行うトゥールビヨン――クリストフ・クラーレ

[Gressive]

　2012年、ル・ロックルのマニュファクチュール「クリストフ・クラーレ」はX‐TREMコンセプトを発表しました。その目的は、時計製造の分野でこれまでほとんど研究されていなかった領域を探求することです。「X‐TREM‐1」、時刻表示のために磁気浮上システムを用いたトゥールビヨンウオッチです。

　この新世代時計のファーストモデルは、技術と美しいデザインの両面で実現された素晴らしい功績に裏打ちされています。30度に傾くフライングトゥールビヨンは3Dカーベックスのチタン製の地板の上に載せられ、時計製造の慣例を覆すレトログラード表示機能（時、分）を備えています。ケース左右に設置されたサファイア製チューブの中に納められた2つの小さなステンレススチールの球体は軽量化され、いかなる機械的な接続をも持たず、磁場の力でミステリアスに動きます。

X‐TREM

• ケース径：40.80×56.80ミリ
• ケース厚：15ミリ
• ケース素材：ポリッシュ加工ホワイトゴールド／マイクロボール加工グレード5のPVDブラックチタン
• ストラップ：ストラップ取り替えを容易にし、ケースに傷がつかないように2本のネジで取り付ける仕組みを備えた、手縫いブラックアリゲーターまたはラバータッチレザー製、チタン製折りたたみ式クラスプ、ゴールドバックル
• ムーブメント：キャリバーFLY11。毎時2万1600振動、50時間以上パワーリザーブ、トゥールビヨン、機械式ムーブメントの中に磁場を使用、表示機能とムーブメント間に機械的接続なし、レトログラード表示呼出バネの微調整システム
• 防水性能：3気圧防水
• 仕様：直径4.00ミリ、重量0.100グラムの2つの軽量化球体により表示。スーパールミノバを使用。細かいサファイアの目盛上を球体が移動し、分、時を表示します
• 限定数：各最大8本

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