レクサス、旗艦モデルの新型「LS」――全モデルにスピンドルグリル(2/3 ページ)

» 2012年10月11日 17時04分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

品格とモダンさが共存するインテリア

 インテリアでは、インストルメントパネルを水平基調にして、品格とモダンさが共存するデザインを狙う。運転席付近はディスプレイゾーンとオペレーションゾーンが分かれたレイアウトとし、12.3インチのワイドディスプレイやリモートタッチなどを採用する。

 ステアリングには、匠の手法によって薄い板材を重ね合わせる縞杢(しまもく)を用意したり、本アルミのアナログクロック(GPS補正機能付き)を配置したりと上質なインテリアを目指した。

LS
LSLS (出典:トヨタ自動車、クリックで拡大)

 安全技術では、新開発の衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステムを搭載する。ミリ波レーダーとステレオカメラを組み合わせたもので、対象物との相対速度が時速40キロ以下の場合は自動ブレーキで衝突を回避する。また、近赤外線投光器によって、夜間でも歩行者を検知する。

 このほか、ハイビーム照射時には先行車のテールランプや対向車のヘッドライトを検知し、その部分だけを自動的に遮光するアダプティブハイビームシステム(AHS)を新たに採用する。

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