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燃料計のようなパワーリザーブ表示を持つダイバーズウオッチ

» 2012年10月30日 13時01分公開

[Gressive]

　ジャンリシャールが2012年のジュネーブサロンで発表したダイバースコープコレクションの新作の入荷が始まりました。

　これまでのモデルではチタン製ケースを採用していた「ダイバースコープLPR」ですが、今回発表されたモデルは、光沢・サテン仕上げのクッション型ステンレススチール製ケースを採用しています。

　頑丈な裏蓋は4本のネジで固定され、9時位置のリューズで両方向に動くインナーベゼルを操作し、3時位置のリューズでは時間や日程を操作します。防水機能は、300メートルの防水機能を搭載しています。

　堅牢で信頼のおけるスポーティモデルは、自社製JR1010ムーブメント（26石）を搭載しています。ベースムーブメントであるJR1000ムーブメントは2004年に発表され、ベースムーブメントを基にした9つの派生ムーブメントが誕生しています。JR1010ムーブメントは毎時2万8800振動（4ヘルツ）、48時間パワーリザーブ機構を搭載しています。

　視認性に優れたパールブラックダイヤルには7時30分の位置にデイトを表示し、黒と白の時分針およびバーインデックスやアラビア数字インデックスにはルミネッセンス発光塗料を使用しています。12の数字は特別な方法で表示されており、モデル名に由来する"LPR"＝「リネアパワーリザーブ」という非常に独創的なパワーリザーブの表示方法を採用しています（縦にパワーリザーブを表示する機構）。

　多くの成功したデザインのように、技術的な背景は驚くほどにシンプルです。ルミネッセンス発光塗料で覆われたプレートが、ムーブメントが巻き上がると上に上がり、12の数字は白くなります。つまり、パワーリザーブがフルの状態を表します。多くの燃料計のように、このリネアパワーリザーブはエネルギー供給の減少を緩やかに表示します。

　このモデルには2本のストラップも用意。1本はラバーで、もう1本はファブリックストラップ（Kevlar fabric）です。サテン仕上げのステンレススチール製フォールディングバックルには、2つのプッシュボタンが付いたセキュリティシステムを備えます。水中や乾燥した大地で活動するスポーツ愛好者達のために作られた時計です。