慶應義塾大学商学部卒、ワシントン大学留学。消費財の海外マーケティング、インターネットマーケティングを得意とし、ソニー、アマゾンドットコムなど複数のグローバル企業で常に日本文化と海外文化の狭間に立ってきた。
仕事、プライベートで海外40都市以上に居住+旅行する大の海外好き。現在は世界最大のオンライントラベル会社エクスペディアの東アジアのマーケティング責任者で、旅行癖がさらに加速中。
円安だと、海外旅行に行っても滞在費も食事も買い物も全てが割高に感じられて、ちょっとテンションが下がりますよね。2012年末ごろまでは1ドル80円前後を推移していたのに、最近は100円前後と円安が続いています。
でも、ポイントさえ押さえれば、十分お得に満足度の高い旅行をすることは可能です。今回は、円安という逆境のなかで思い切り海外旅行を楽しむためのコツと、円安の今こそおすすめしたい旅行先をご紹介しましょう!
円安でも海外旅行を思い切り楽しむために、まず覚えてほしいのが「観光コストパフォーマンス=KCP」というキーワードです。
KCPとは「旅行のコスト(費用)とパフォーマンス(効果)を対比させた時の度合い」のことです。エクスペディアでは、みなさんのより快適で楽しい旅行を応援するために各国のKCPを調査、算出しました。
例えば、以下のランキングを見てください。これは「5つ星ホテル宿泊KCPランキング」で、どこの国のどの都市が最もお得に5つ星ホテルに泊まれるのかを表しています。
5つ星ホテル宿泊KCPランキング | |
---|---|
1位 | マレーシア/クアラルンプール(3388円) |
2位 | 中国/上海(3732円) |
3位 | 中国/北京(4407円) |
4位 | タイ/バンコク(5143円) |
5位 | ベトナム/ハノイ(5173円) |
6位 | インドネシア/バリ(5307円) |
7位 | インドネシア/ジャカルタ(5407円) |
8位 | タイ/プーケット(5635円) |
9位 | ベトナム/ホーチミン(5998円) |
10位 | マカオ/香港(6088円) |
※ホテルは2014年1月22日時点、3月4日〜5日の2名1室利用の場合の1名分の料金で算出 |
トップ10で特に目立つのは、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシアなどの東南アジアです。ちなみに、日本は1万8450円で28位。5つ星クラスのホテルに泊まるなら、円安でも国内旅行より東南アジアの方が手軽な値段で泊まれるということになります。
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