このところ、若い世代を中心に人気のあるエナジードリンク。眠気を覚ましてリフレッシュできるとも言われています。日本だけでなく、世界でもすでに大人気。しかし、最近はこの飲み物に向けられる視線が厳しくなっているようです。
エナジードリンクは糖分やカフェインが多く含まれており、子どもの健康に悪影響があるとして、飲みすぎないようにとの警告が多く出ています。
2014年10月4日、米ダートマス医科大学ノリス・コットンがんセンターのジェニファー・A・エモンド氏らのグループは、小児科領域の国際誌であるジャーナル・オブ・ペディアトリクス誌でエナジードリンクと未成年の飲酒について報告しました。
研究チームは15歳から23歳の若者3342人を対象として調査を実施し、エナジードリンクと飲酒との関係性について検証しました。その結果、15歳から17歳の約1500人、およそ7人に1人がエナジードリンクを飲んでいましたが、このうちの半数程度が「アルコールを飲んだ経験がある」と答えたそうです。
研究チームは、その飲酒傾向についても詳しく調査しました。すると、エナジードリンクを飲んでいる若者は、過激な飲酒をしていることが分かってきたのです。彼らのうち、14人に1人が大人でも危険だと言われる量や頻度で飲酒をしていました。
さらに、10人に1人は危険とされるエナジードリンクとアルコールを混ぜた飲酒、そして5人に1人が一度に6種類以上のアルコールをちゃんぽん(※)で飲んだことがあると答えたのです。
エナジードリンクが未成年の飲酒を引き起こす直接の原因となっているのかについてはまだ分かっていないようですが、どうやらエナジードリンクと飲酒には何らかの関係がありそうです。
「未成年だって、少しくらいならお酒を飲んでも大丈夫じゃないの」と思う人もいるかもしれません。実際、未成年は周囲の大人の寛容な態度で飲み始めることが少なくないようです。
しかし、成長期の体は大人よりもアルコールから受ける影響が大きく、
などの害が、短期間の飲酒でも引き起こされやすいと言われています。
その後の人生に大きく影を落としてしまうことにもなりかねない未成年の飲酒。絶対にダメだという周囲の意識も必要ではないでしょうか。
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本命「レッドブル」、では対抗は?──競争激化、エナジードリンク夏の陣Copyright© DeNA Life Science, Inc. All Rights Reserved.
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