プジョー初のクロスオーバー「3008」――SUVとセダンを融合
プジョー・シトロエン・ジャポンは6月1日、クロスオーバービークル「3008」を発売した。価格は339万円から。
プジョー・シトロエン・ジャポンは6月1日、クロスオーバービークル「3008」を発売した。価格は、ファブリックシート仕様の3008 Premiumが339万円、レザーシート仕様の3008 Griffeが385万円。
3008では広い室内空間を実現。前席の室内幅は308ハッチバックの1490ミリに対して1565ミリとなった。また、シート座面から天井まで、フロントシートで1100ミリ、リアシートで1050ミリを確保した。
ルーフ部分には、最大幅1202ミリ、前後長1382ミリの大型パノラミックガラスルーフを標準装備。スモーク処理を施したラミネートガラスを採用し、熱線を約86%、紫外線を約99%カットする。また、電動サンシェードを使って、直射日光をさえぎることも可能だ。
また、ラゲッジルームの容量はリアシートを立てた状態で432リットル、6:4分割可倒式リアシートを折りたたむことで1241リットルへ拡大する。ラゲッジフロアは、高さを3段階で調整できる可動式フロアボードを使用する。荷物の出し入れがしやすいように、テールゲートは上下2分割方式を採用。「ホビーテールゲート」と名付けた下側のテールゲートはベンチシートとしても使える。
3008のエンジンには、1.6リットル直噴ツインスクロールターボ付きDOHC16バルブエンジン(EP6CDT)を採用し、最高出力は156馬力/6000rpm、最大トルクは240ニュートンメートル/1400〜3500rpmを実現する。6速オートマチックで、右ハンドル車のみ。
サイズは4365×1835×1635ミリ(全長×全幅×全高)で、重量は3008 Premiumが1540キロ、3008 Griffeが1560キロ。乗車定員は5人だ。
3008は、2008年のパリモーターショーで発表したコンセプトカー「Prologue HYbrid4」のモノスペース・トールボーイスタイルを市販車化したもの。同社によれば、「セダンのドライビングフィールとインテリア、MPVの広い室内空間と高いアイポイント、SUVのような力強さを融合したもの」という。
関連記事
- 一足先に手に入る、プジョー初のコンパクトスポーツクーペ「RCZ」
プジョーはコンパクトスポーツクーペ「RCZ」を専用サイトで先行予約受付を開始した。価格は399万円から。 - 環境に配慮したベンツのSUV「ML 350 BlueTEC 4MATIC」――登山家・野口健特別仕様車も
メルセデス・ベンツは、クリーンディーゼルエンジンを搭載したSUV「ML 350 BlueTEC 4MATIC」を発売。価格は814万円。 - トヨタ、新型クロスオーバーSUV「RX350」と「RX450h」を発売
- 高級SUVの新型Q7を発売、アウディ ジャパン
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.