第36鉄 夏だ! アニメがいっぱい西武鉄道沿線散歩:杉山淳一の+R Style(5/5 ページ)
『銀河鉄道999』『機動戦士ガンダム』『ゲゲゲの鬼太郎』『めぞん一刻』『ハートキャッチプリキュア!』――今回は西武鉄道に乗って、名作アニメにまつわる場所をめぐる旅。夏らしく、かき氷とアメリカンなハンバーガーも食べてきました。
西武鉄道はいま、女の子に大人気の『ハートキャッチプリキュア!』をテーマにした「2010 西武線スマイルスタンプラリー」を開催中だ(参照リンク)。スタンプラリーを楽しむ途中で、これらの施設を巡ってみてもいいと思う。また、スタンプラリーの時期はフリーきっぷも発売されるから、交通費も安くつく。
もう1つ、西武鉄道とアニメといえば、『めぞん一刻』の舞台・時計坂駅のモデルとなったのが東久留米駅。同駅北口の取り壊しに伴い、2009年に『めぞん一刻』ゆかりの地をめぐるスタンプラリーイベントが行われたこともある(参照記事)。
お台場のガンダム像は海外からも観光客が訪れたというし、秋葉原UDXビルにある「東京アニメセンター」も外国人向け観光コースになっているという。もしかしたら、この「西武沿線アニメーションツアー」も日本の観光資源の1つになりそうだ……というわけで、海外から友人を迎えたときも、こんなルートで一日を過ごしてみてはいかがだろうか。
今回の電車賃
西武池袋線:池袋−大泉学園 230円
西武池袋線:大泉学園−椎名町 200円
西武新宿線:下落合−上井草 200円
西武新宿線:上井草−西武新宿 200円
西武バス14系統 上井草駅−荻窪警察署前 210円×2
著者プロフィール:杉山淳一
肉食系鉄道ライター(魚介類が苦手)にして、前世からの鉄道好き。生まれて間もなく、近所を走っていた東急池上線の後をついていったという逸話あり。曰く「いつもそばを走ってたから、あれが親だと思った」
コンピューター系出版社でゲーム雑誌の広告営業を経験した後、フリーライターとなる。オンライン対戦ゲーム、フリーウェア、PCテクニカルライティングなどデジタル系の記事を専門とし、日本初のEスポーツライターとしてオンライン対戦ゲーム競技を啓蒙する。
趣味は日本全国の鉄道路線探訪で、現在の路線踏破率は約8割。著書は『もっと知ればさらに面白い鉄道雑学256(リイド社)』『知れば知るほどおもしろい鉄道雑学157(リイド社)』『A列車で行こう8 公式ガイドブック(エンターブレイン)』など。
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