スマホと通信するG-SHOCK「GB-6900」発売決定
カシオ計算機は、近距離無線技術「Bluetooth」を使ってスマートフォンと通信するG-SHOCK「GB-6900」を12月下旬に発売する。価格は1万8900円。
カシオ計算機は、近距離無線技術「Bluetooth」を使ってスマートフォンと通信するG-SHOCK「GB-6900」を12月下旬に発売する。2011年3月のバーゼルワールドで「2011年中に発売する」と予告されていたもので、価格は1万8900円。
GB-6900は、通信距離約2メートルのBluetooth V4.0(Bluetooth low energy technology)を使ってスマートフォン側の時刻情報を受信し、自動的に時刻修正を行う。また、スマートフォンの着信やメール受信などをG-SHOCK側に通知する。G-SHOCKをタップすることで着信音やバイブレーションを停止したり、ボタンを押すことでアラームやバイブレーションを作動させたりできる。後者は、スマートフォンを探すときに便利な機能だ。
現時点で対応するスマートフォンは、ドコモが「MEDIAS PP(N-01D)」「MEDIAS LTE(N-04D)」、auが「IS series MEDIAS BR IS11N」、Softbankが「MEDIAS CH SoftBank101N」。電池寿命は、通信機能を1日に12時間使用した場合で約2年。
ボディデザインは、G-SHOCKの定番ライン「DW-6900」をベースに光沢塗装を施した。バックライトには高輝度LEDを採用したほか、バックライト点灯ボタンにはBluetooth V4.0搭載を示す新しい「G」マークをプリントする。カラーバリエーションは、ブラック(GB-6900-1JF)、レッド(GB-6900-4JF)、ホワイト(GB-6900-7JF)の3種類。
GB-6900
- 構造:耐衝撃構造
- 防水性能:20気圧防水
- 通信仕様:通信規格「Bluetooth V4.0」、通信距離「〜2メートル(環境により変化)」、プロファイル「TIP、FMP、PASP、ANP」
- 通信機能:時刻修正、着信お知らせ、ファインダー機能
- 時計機能:時刻アラーム5本、ストップウオッチ(1/100秒計、24時間計、スプリット付き)、タイマー(セット単位1分、最大セット24時間、1秒単位で計測)、ワールドタイム(世界100都市+UTC、35タイムゾーン)、LEDバックライト、フルオートカレンダー、12/24時間表示切替
- 使用電源:CR2032
- 電池寿命:約2年(通信機能を1日に12時間使用した場合)
- サイズ:53.2×50×17.7ミリ
- 重さ:約64グラム
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