オニツカタイガーの旗艦店が表参道に――ブランド復活10周年
オニツカタイガー表参道が4月27日にオープン。コンセプトに“古今東西”を掲げ、歴史的なシューズの展示も行う。
アシックスが、前身の「オニツカタイガー」ブランドを復活させてから10年が経った。4月27日には、表参道ヒルズの裏手に旗艦店「オニツカタイガー表参道」をオープンする。“古今東西”コンセプトに、ビンテージ感と未来感、東洋と西洋をミックスする同ブランドらしいイメージを発信する。初年度の売上目標は1億8000万円。
店舗面積は263.1平方メートルと直営店で最大。1階は床に竹を使い、欧州調の什器を設置したシンプルなインテリアでシューズやウエア、バッグなどを陳列する。2階では、国内生産の「NIPPON MADE(ニッポンメイド)」などプレミアム感を打ち出す商品を中心に取り扱うほか、同ブランドの歴史を彩ってきたシューズを展示して世界観を表現する。また、外観はコンクリートにトラ柄を連想する木目を黒墨で入れた。
チームラボ製のデジタルサイネージを店頭に
オープンから2週間、モニターの前に立つ人の動きに合わせて、CGアニメ化したシューズが動くデジタルサイネージ(電子看板)を使ったプロモーションを実施。シューズのモデルは、機械による製品洗い加工によってビンテージ風に仕上げた「FABRE BL-L VIN」「CALIFORNIA78 OG VIN」の2つ。
このデジタルサイネージは、ニューヨークのスニーカーショップ「KITH BROOKLYN」に5月中旬から設置する。また、6月からはアジアや欧州地域にも設置する予定だ。さらに、これらを楽しむ来店者の様子とデジタルサイネージ内の映像を組み合わせたプロモーション映像を製作し、Webマガジンやソーシャルネットワークサービス上で発信するという。
オニツカタイガー表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4‐24‐14
電話番号:03-3405-6671
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休
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