“走り”にこだわる長友選手、この1年を振り返る――マツダ「SKYACTIV」1周年イベント(3/3 ページ)
サッカー日本代表、そしてセリエA「インテル ミラノ」のサイドバックとして活躍する長友佑都選手。マツダのSKYACTIV TECHNOLOGY1周年記念イベントでトークショーを開催した。
インテルのチームメートにも大好評のCX-5
山内社長 長友選手には、イタリアでこれまで1年近くマツダロードスターに乗ってもらっていたのですが、CMに出演いただいているということもあり、先月からはCX-5に乗ってもらっています。CX-5の使い心地はいかがですか?
長友選手 乗り心地はいいし走りも滑らかで、運転している自分自身との一体感を感じることができます。これは、今まで乗ってきたクルマでは感じたことがない感覚ですね。イタリア人にも大好評で、インテルのチームメートからも、「それはどこの車だ? 俺も欲しい!」という声を聞きます。
山内社長 ありがたいコメントですね。そのままCMで使えそうです(笑)。ちなみに、サッカーファンが今注目しているものといえば、何といってもワールドカップのアジア最終予選ですね。私も先日行われた3試合すべてを見ましたが、長友選手は大活躍でしたね。特に印象に残ったのが、オマーン戦で長友選手がサイドを駆け上がって上げたクロスボールを本田選手が決めたゴールです。
長友選手 実はあの形は、試合前に(本田)圭佑と打ち合わせていたんです。あそこはオマーンの弱点でもあったし、圭佑とはあらかじめ「あそこに走り込んでくれ」と話し合っていました。あのように、自分たちが思い描いた通りの形でゴールを奪えたことは、大きな自信につながりましたね。
山内社長 ワールドカップ予選もまだ試合が残っていますが、一方でインテルでの来シーズンに向けてはどのような抱負をお持ちですか?
長友選手 自分自身が思い描いている夢や目標は今までと変わらず、「世界一のサイドバックになること」、そして「チームとして世界一になること」です。その目標に向かって、日々やれることをやっていきたいと思います。確かに厳しい目標ではありますが、去年1年間で自分にとっての「サッカーの土台」が出来上がって、世界一のサイドバックに至るまでの道筋は見えたと感じています。あとは、その道の先に見える一筋の光に向けて、全力で走り抜けたいと思っています。
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