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ヤマハ、電動アシスト自転車をGIANTと共同開発

電動アシスト自転車「PAS」を生み出したヤマハ。世界最大規模の自転車メーカーと組み、欧州で需要が伸びる電動アシスト自転車市場を狙う。

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 ヤマハ発動機は8月28日、GIANT(ジャイアント)グループと電動アシスト自転車用ドライブユニットのOEM供給と共同開発で基本合意した。ジャイアントは台湾を基盤とする世界最大規模の自転車メーカーで、ヤマハが提携する子会社「GIANT ELECTRIC VEHICLE」(GEV)は電動自転車や電動アシスト自転車の開発・製造を行う。

 まずは9月から欧州市場でドライブユニットのOEM供給を開始する。ドイツやオランダを中心とする欧州の自転車市場では、E-BIKE(イー・バイク)と呼ばれる電動アシスト自転車の需要が伸びている。ヤマハでは、欧州域内におけるドライブユニットの総供給規模を2015年に10万台とする。

 また2011年10月に締結した共同開発契約では、GEVが車体、バッテリー、スイッチメーター、カバー類を開発し、ヤマハがドライブユニットを開発することとなっていた。2012年8月29日からドイツで開催される自転車見本市「EUROBIKE」で、ヤマハのドライブユニットを搭載したGIANTブランドの電動アシスト自転車を発表する。

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