総予算1000万円超、放送作家・鈴木おさむが描く「究極の事務所カー」
日産がFacebookなどを使ってクルマに関するワクワクを企画するプロジェクト「にっちゃん」。2つ目のプロジェクトがスタートした。
日産自動車がFacebookなどのソーシャルメディアを使って、若者のクルマへの興味関心を高めようとするプロジェクト「にっちゃん」。編集長に放送作家の鈴木おさむさんを迎え、「あなたの企画を『2.3万円』でお買い上げします。」などのプロジェクトが立ち上がっている。
今回、第2弾として「超快適で、事務所として使えるクルマがほしい」という鈴木さんの希望をかなえるプロジェクト「究極の『移動事務所カー』を作れ。」が立ちあがった。日産エルグランドを改造し、完成したクルマを鈴木さんが自腹でお買い上げというものだ。その企画会議風景やクルマの製造工程など、企画に密着した動画をFacebookページと日産ソーシャルサイト内で公開する。
自腹で購入という現実的な結末が用意されていることもあり、鈴木さんの要望は非常に厳しいものばかり。「テレビの全番組を保存できるHDD全録ディーガを搭載してほしい!」「ぐっすり眠れるようにフルフラットのリクライニングシートがほしい!」「スターバックスコーヒーのグランデが入るドリンクホルダーがほしい」といったオーダーに、日産の開発部門とカスタムカーを手掛けるオーテックジャパンが全力でこたえ、総予算は1000万円を超えた。
第1弾企画の「あなたの企画を『2.3万円』でお買い上げします。」も継続中で、日産のソーシャルサイトでは約5万人、Facebookページでは14万1680人のファンがプロジェクトを応援している。今後は、日産座間事業所内にある記念庫に保存されている往年の名車の映像を公開する「日産記念庫潜入」企画や、「クルマを持ってると本当にモテるのか?」といった検証プロジェクトを予定している。
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