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超過酷「G-SHOCK GPW-1000の品質試験」に潜入:“G-SHOCKスゲー”を再確認(3/5 ページ)
耐衝撃、耐遠心重力、耐振動、3つの重力加速度に耐えるタフネス構造を持つ最新G-SHOCK「GPW-1000」。なぜG-SHOCKがスゲーのかを再確認できる、その過酷な品質試験を動画でお届けする。
落下衝撃試験
落下衝撃試験
G-SHOCKの誕生当初から行われている「落下衝撃試験」。
当初は脚立の上から落としたり、窓から落としたり、投げたりといった試験だったそうだが、近年は試験の定性を確保するため、落下衝撃試験機を導入している。通常のモデルは時計をチャック(固定)した部分が自由落下し、地面直前でG-SHOCKを離してコンクリートの台にぶつけることで壊れないか、その耐衝撃性を確認する。
一方、よりタフさを追求するGPW-1000などのモデルは、従来の試験機では高さが足りない。このためバネの力で加速させ、叩きつける仕組みの試験機を使っている。なるほど、ぶん投げる程度では壊れないわけだ。
カシオ計算機が独自開発した、よりハイクラスな落下衝撃試験機。所定の高さまで上がったところでバネが縮み、真下にバシッと発射する。下のコンクリート台にはG-SHOCKが何度もたたきつけられた跡が残っていた
防水試験
防水試験
G-SHOCKの基本性能の1つに防水性能もある。こちらはこの防水性能を確認するための試験機だ。
G-SHOCKを水で満たされたチャンバーに水没させ、所定の気圧を一定時間かける。引き上げた後に特定の部分(風防の裏の一部分など)が結露するかどうかで防水性を確認する。
結露するということは時計内に水分が入ってしまったということになる。防水性能は開発過程で試験を行うだけでなく、出荷するG-SHOCK全数で検査が行われていて、工場では大型の試験機で、一度に多数のG-SHOCKを水没させて試験が行われる。
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