外字エディタで作成した文字をほかのPCで使う3分LifeHacking

フリーソフトと記録メディアを使えば、外字を別のPCでも利用できる。リモートのPCに移す場合はオンラインストレージを利用しよう。

» 2006年07月13日 13時06分 公開
[小林誠,ITmedia]
「外字コピー屋さん」をインストールするとこれらのファイルが現れる。ここでは「cpeudc(外字インストーラGUI版)」を開いた例で説明する

 前回で作成した外字をコピーするなら、フリーソフトの「外字コピー屋さん」を使うと簡単だ。

 サイトからソフトをダウンロードしたら「cpeudc.exe」というファイルのGUI版を選択し、メモリカードなどにコピー。ファイルをダブルクリックし、「このマシンの外字ファイルを取得する」という選択肢にチェックを入れて「実行」をクリックすればコピーが完了して、「EUDC.EUF」と「EUDC.TTE」といった外字のファイルが生成される。

 次は別のPCに外字を移す作業。先ほどのメモリカードを別のPCに接続して「cpeudc.exe」ファイルを開けば、「外字ファイルをこのマシンにインストールする」という選択肢が出る。これをチェックして「実行」をクリックすれば別のPCでも外字が使えるようになる。

 ただし、この場合インストール先のPCの外字は消去されてしまう。これまで外字を利用していないのならよいが、もし外字を使っていたのなら、インストールする前にバックアップを取っておこう。バックアップの仕方はバックアップ用のフォルダを作成し、そこへ「外字コピー屋さん」をダウンロードして前述のように「外字ファイルを取得」すればいい。あとは外字を切り替えられたいときにバックアップフォルダの「cpeudc.exe」ファイルを起動して再び外字をインストールすればいい。

 また相手のPCが離れているところにあるなら「cpeudc.exe」ファイルのあるフォルダをオンラインストレージにアップロードして、相手のPCにフォルダで一括してダウンロードもらう方法でもOK。落とした後は記録メディアと同じ作業でインストールできる。

 ただし、外字を別のPCに送るのはマイクロソフトのサポード外。利用しているのもフリーソフトのため作業は自己責任であることを忘れずに。

作成した外字を取得。外字コード表をクリックすれば作成した外字を確認できる
外字コピー屋さんを別のPCに移した。取得時と同じように「cpeudc」を開くと外字をインストールする項目がある。これにチェックを入れ、実行すれば、もう自作の外字が使えるようになる
本日のレシピ
項目 内容
名称 外字コピー屋さん
対応フォーマット Windows 98以降
提供元 East Valley
価格 無料

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