社内配布用CDをスピーディに作成する3分LifeHacking

社内に配布するCDやDVDを何十枚とまとめて焼くのは、意外と面倒で時間のかかる作業だ。すこしでも省力化する方法を考えてみよう。

» 2006年08月09日 12時01分 公開
[kizuki,ITmedia]

 数枚〜数十枚までのCD/DVDを作成する場合、どのように対応しているだろうか。プロモーションや顧客配布用といったフォーマルなケースなら外注してしまうのが一般的だろうが、レーベルすら必要ない社内配布用で、枚数もそれほど多くないのであれば、PCのCD/DVD記録ドライブを用いて自ら焼いてしまうことが一般的ではないだろうか。

 しかし、通常業務の合間を縫ってCD/DVDを何枚も焼くというのは、簡単に見えて意外と骨の折れる作業だ。何枚焼いたか分からなくなってしまうこともあるし、焼いた後のメディアが机の上にちらかるなど、物理的に邪魔になる場合も多い。結果的にこれらのイライラが、業務効率を低下させていることもあるはずだ。

 そんなわけで今回は、CD/DVDの作成作業をスピーディにしてくれるアイデアグッズを2つ紹介しよう。

 ひとつは、CD/DVDメディアの取り出しを効率化するグッズ、その名も「メディアdeポン」だ。本製品を使えば、CD/DVDメディアをワンプッシュで1枚ずつ取り出せるので、枚数のカウントが容易になる上、狭い机上にCD/DVDメディアをズラリと並べて作業をする必要もなくなる。どうしても見た目のオモシロさに目が行きがちだが、実用性は非常に高い製品だ。メディアを買い足した際の「先入れ先出し」も可能であるなど、日頃からCD/DVDを大量に焼く機会が多い方にぴったりだ。

「メディアdeポン!」の製品パッケージ
メディアディスペンサー「メディアdeポン!」。市販のCD/DVDスピンドルケースを再利用し、ワンプッシュでの取り出しを容易にする製品だ
右手前にあるレバーを一旦つまんで、離すと…
下からメディアがスルッと出てくる。枚数のカウントも容易だ

 もうひとつは、CD/DVDメディアの収納を効率化するグッズ。最近ではCD/DVDメディアはスピンドルケースでの販売が全盛になり、社内で配布するような場合はプラケースでなくスリーブを利用する場合も増えてきた。しかし、スリーブは机上でちらかりやすい上、CDを焼くペースにあわせて1枚ずつ収納していくのは、意外と面倒だったりする。

 エレコムの「CCD-032MIX」は、ティッシュボックスのような外観を持つスリーブのセットだ。白、ブルー、ピンク、それぞれ100枚のスリーブが収納されており、上からつまむだけで取り出せるスグレモノだ。スリーブ自体は何の変哲もない仕様で、特徴といえばティッシュボックス風の箱だけなのだが、実際に使ってみると、1枚ずつつまんで取り出せることでスピーディさが実感できるのが面白い。

「CCD-l_me32meIX」の製品パッケージ。ティッシュのようにぶらさげることができる
不織布CD/DVDケース「CCD-l_me32meIX」の本体。まんまティッシュの箱のようなデザインだ
スリーブをつまんで取り出しているところ。間違って鼻をかんではいけない
取り出したスリーブにメディアを封入すれば作業は完了だ

 CD/DVDを焼く作業そのものは、高性能なドライブに買い替えでもしない限りスピードアップは難しいが、これらのグッズを使って前後の工程にかかる時間を短くすれば、作業の負担をぐっと減らすことができる。機会があればぜひ試してみてほしい。

■本日のレシピ(その1)

製品名 メディアディスペンサー「メディアdeポン!」(FCD-DSP1)
URL http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=FCD-DSP1
標準価格 2919円
発売元 サンワサプライ

■本日のレシピ(その2)

製品名 CCD-032MIX
URL http://www2.elecom.co.jp/accessory/media-case/ccd-032/index.asp
標準価格 1890円
発売元 エレコム

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