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» 2006年08月30日 12時19分 UPDATE

ブロガーと企業、コミュニケーションは一方向

日本では、ほとんどのブロガーが企業が発信する情報を信頼し、記事として掲載している。一方で、企業からブロガーへのコミュニケーションは少なく、「対話」は成り立っていない。

[斎藤健二,ITmedia]

 日本のブロガーの84.5%が企業や製品について何かを書いている一方で、企業からブロガーへのコミュニケーションはほとんど行われていない──。エデルマン・ジャパンとテクノラティジャパンが行った調査で、こんな実態が明らかになった。

企業や製品についてのブログが多く、内容は正確

 調査によると、84.5%のブロガーが企業や製品についてのブログを書いたことがある。49.3%は少なくとも週に一回企業について書いており、14.6%はほぼ毎日書いている。

 記載内容についても、正確な情報を書き込むことへの責任感が強く、過去のブログの誤りの修正に積極的であるという。42.3%が「不正確な部分に取消線を引き、正確な情報を入力する」、39%が「間違いはそのままにし、同じ記事に正しい情報を付け加える」、20.2%が「書いた記事を削除する」、17.7%が「記事は変更せず、コメント欄に修正が書き込まれるのを期待する」と応えた。何もしないと回答したのはわずか2.9%だった。

 ブロガーが企業や製品の情報について、積極的に取り上げ、正確な情報を取り上げようとしている一方で、企業側はブロガーとのコミュニケーションをほとんど取っていない。ブロガーの55.4%は「企業からのコンタクトを一度も受けたことがない」と回答している。

 英語圏での調査では、企業のニュースリリースについて信頼できると回答したブロガーはわずか4.9%だったのに対し、日本では62.9%が信頼できると回答した。日本のブロガーは企業の発信内容へ信頼を寄せている。企業側のブロガーへの積極的なアプローチを待っている状況ともいえる。

 「従来の一方向的なモノローグによる情報発信が、企業とブロガーとの対話、すなわち双方向のダイアローグによって補完できるということを意味している」(エデルマン・ジャパンのロバート・ピカード)

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