Office文書やWebページを即座にPDF化――だけでなく画像ファイルにも変換する3分LifeHacking

Office文書やWebページなどを「今すぐPDFにしたい」という経験はないだろうか。さらにPDFだけでなく画像ファイルにも変換できるソフトが「PDFCreator」だ。

» 2006年10月13日 15時52分 公開
[ITmedia]

 Officeソフトで作成した文書やInternet Explorerで閲覧しているWebページなどを「今すぐPDFにしたい」という経験はないだろうか。作成した文書ファイルや閲覧中のWebページを即座にPDFファイルにできるソフトが「PDFCreator」だ。

 PDFCreatorは仮想プリンタとして動作し、印刷可能な各種ファイルをPDF形式に変換できる。Officeで作成したファイルやIEなどのWebブラウザで閲覧しているページを印刷する時に、プリンタ一覧から「PDFCreator」を選択すればPDF文書として保存できるのだ。

印刷のプリンタ一覧から「PDFCreator」を選択
右下の「Save」を押す
保存画面になるのでPDFを選択する
PDFファイルになった印刷ページ。印刷イメージをPDF化していることがわかる

 変換したいファイルで使用するフォントをPDF文書へ埋め込むことも可能だ。そのため、フォントが異なる環境でも閲覧できる。作成したPDFファイルは、文字列の範囲選択やコピー、検索にも対応。パスワードの設定や40ビットまたは128ビット長の暗号化も施せるため、PDF文書の印刷やクリップボードへのコピーも制限できるようになっている。

 なお、仮想プリンタとして動作するPDF作成ソフトは「クセロPDF」をはじめ、国内でもいくつかリリースされている。それらのソフトと比較すると、PDFCreatorでは、変換したいファイルをPDF以外の画像(BMP/JPEG/PNG/TIFF/PCX/PS/EPS)で保存できるのが特徴だ。

JPEG形式で保存してみた

 PDFCreatorは英語のインタフェースだが、PDFだけでなく各種画像形式にも変換できるので、インターネット上の資料をPowerPointに貼り付けたいユーザーは重宝するだろう。

ソフト名 PDFCreator
対応OS Windows 95/98/NT/2000/XP
価格 無料(寄付歓迎)
ダウンロードサイト pdfforge.org

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