IE 7が突然クラッシュしても開いていたタブだけは復活させる方法3分LifeHacking

筆者の環境ではとにかくクラッシュするIE 7。そんなIE 7だが強制終了しても、開いていたタブだけは何とか復活させる方法がある。

» 2006年11月09日 12時37分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 タブブラウズ機能やRSS機能などを搭載し、IE 6からは飛躍的に機能を向上させたIE 7。とはいえ、環境によっては不意にクラッシュしてしまうこともあるようだ。

 マイクロソフトによると、不安定な動作は不要なアドオンを使っている時、それもActive Xのアドオンは不要であれば無効化または削除すべきだという(11月7日の記事参照)。同社のいうとおり、筆者も使わないアドオンはなるべく無効化または削除するようにしている。現在常用しているアドオンといえば、Flash Playerぐらいなものだ。

 それでも、10枚以上タブを開いたり、ブログなどに書き込むためにブラウザから通信を行っていたりすると突然IE 7が強制終了してしまうことがある。そこで、IE 7に実装された「ブラウザを終了させる際、開いていてるタブを次回起動時に復活させる」機能を強制終了時にも利用してみよう。

 機能を利用してみるといっても、通常のアプリであれば強制終了の場合、操作する時間もなく終了してしまうものだ。果たして強制終了時にそんな操作をするヒマがあるのか――。ところがIE 7の場合は、画面には「問題が発生したため、Internet Explorerを終了します。ご不便をおかけして申し訳ありません」と、“おなじみ”のダイアログが表示されても、このダイアログの「エラー報告を送信する」「送信しない」ボタンを押さない限り、引き続きブラウザが操作できるのだ。

 なので、このダイアログが表示されている間に、意図的にブラウザを閉じてしまおう。すると、ダイアログの後ろに、複数のタブを開いていた場合に表示されるメッセージ「すべてのタブを閉じますか?」が現れる。そこで「次回Internet Explorerを使うときにこれらのページを開く」を選択すればいいわけだ。なお、「問題が発生したため、Internet Explorerを終了します」ダイアログが表示されても操作できるといっても、ある程度の時間が経過するとブラウザが閉じられてしまうこともあるようだ。当然ではあるが、重要な作業は控えたほうがいいだろう。

「問題が発生したため、Internet Explorerを終了します。ご不便をおかけして申し訳ありません」のダイアログが表示されている間に、意図的にIE 7を終了しよう
すると、ダイアログの後ろに、複数のタブを開いていた場合に表示されるメッセージ「すべてのタブを閉じますか?」が現れる。そこで「次回Internet Explorerを使うときにこれらのページを開く」を選択すればいい
次回起動時にはさきほど閉じたタブが復活する

 「すべてのタブを閉じますか?」のメッセージは、一度「今後、このダイアログを表示しない」を選択してしまうと表示されなくなってしまう。表示されない場合は、「ツール」−「インターネットオプション」−「全般」−「タブ」の設定から、「複数のタブを閉じるときにメッセージを表示する」を選択しておこう。

本日のレシピ
目的 操作方法
IE 7が突然クラッシュしても開いていたタブだけは復活させる 「問題が発生したため、Internet Explorerを終了します」ダイアログの表示中に、意図的にブラウザを閉じ、「すべてのタブを閉じますか?」メッセージの「次回Internet Explorerを使うときにこれらのページを開く」を選択

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