モノの重さをわかりやすく例える3分LifeHacking

ビジネスシーンで役に立つ「例え」術。今回は、モノの重さをわかりやすく例えてみよう。

» 2006年11月14日 12時06分 公開
[kizukiITmedia]

 前回「モノのサイズをわかりやすく例える」でも取り上げたが、目の前に存在しないモノをについて他人に説明する時、一般に認知されているアイテムに例えて説明するのは、ビジネスシーンでは非常に効果的である。特に、今回取り上げる「モノの重さ」に関しては、そもそも重量というのが目では見えないだけに、例えることの重要性はサイズに比べさらに高いと言える。

 仮に、従来機種よりも500グラム軽くなった新型のノートPCが発売になったとする。500グラムというのはノートPCにとっては相当な重さだが、日頃こうした数字に接していないと「500グラム軽くなりました」とだけ言われても、なかなかピンと来ない。

 もしこれが「毎日持ち歩いている荷物が、500ミリリットルのペットボトル1本分軽くなります」と表現すれば、特にノートPCに詳しくないユーザーであっても、その違いを感覚的に理解できるはずだ。ましてや、日々ノートPCを持ち歩いているユーザーであれば、新型ノートPCの軽量化を強く感じられることだろう。

「ノートPCが500グラム軽くなった」と言われてもなかなかピンと来ないが、ペットボトル1本分軽くなったと言われると実感として分かりやすい

 サイズと重さの複合技も非常に有効だ。「電話帳1冊ほどのカタログが、名刺サイズのCD-ROM1枚に収まります」といった宣伝文句は、サイズの面でも、重量の面でも、わかりやすい例えだと言える。実際には電話帳の厚みや重さは地域によってかなり違ったりするのだが、あのズッシリ感が共通認識にある以上、例えとしては非常に効果的であると言える。

 そんなわけで、今回は重量を例えるのにふさわしいアイテムを集めてみた。サイズに比べると一般的とされる値に幅がある場合が多いので、備考に注釈を入れておいた。あくまで参考として見てほしい。

本日のレシピ
アイテム名 重さ(概算) 備考
1円玉 1グラム
10円玉 4.4グラム
100円玉 4.8グラム
500円玉 7グラム
単4電池 11.4グラム
単3電池 23.5グラム
iPod nano(第2世代) 40グラム
60グラム 一般的な重量
マウス小 60グラム モバイル用有線モデルの一般的な重量
単2電池 69グラム
マウス大 100グラム デスクトップ用有線モデルの一般的な重量
単1電池 140グラム
野球ボール(硬球) 141.7〜148.8グラム
文庫本 150グラム 一般的な重量
iPod(第5世代) 157グラム 80ギガバイトモデル
リンゴ(小玉) 250グラム 一般的な重量
缶ビール(350ミリリットル) 350グラム
サッカーボール 410〜450グラム
清涼飲料水(500ミリリットルペットボトル) 500グラム
マンガ週刊誌(中綴じ) 600グラム ヤングジャンプ
マンガ週刊誌(無線綴じ) 700グラム 週刊少年ジャンプ
B5モバイルノート 0.9〜1.2キログラム 一般的な重量
牛乳(1000ミリリットルパック) 1.0キログラム
電話帳 1.1キログラム 一般的な重量
清涼飲料水(2リットルペットボトル) 2.0キログラム
スイカ(Mサイズ) 5キログラム 一般的な重量

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