Picasaウェブアルバム日本語版登場

Googleの画像管理ソフトPicasaと連携する、オンライン画像共有サービスが日本語化。250Mバイトの容量を無料で利用できる。

» 2006年12月07日 23時18分 公開
[ITmedia]

 Googleは12月7日、オンライン画像共有サービス「Picasaウェブアルバム」の日本語版を公開した。併せて同社製の無償画像管理ソフト「Picasa」もバージョン2.6となり、Picasaウェブアルバムへ画像をアップロードする機能が追加された。

Picasaには画面下部に「ウェブアルバム」というボタンが新設された。写真を選んでボタンを押すだけでアップロードできる。アップロードする写真のサイズは3段階から選べる。アップロードした写真には矢印が付き、Picasa上から分かるようになっている

 Picasaウェブアルバムは、Picasaを利用していなくても、無償のGoogleアカウントを取得すれば画像のアップロードなど利用が可能。保存可能容量は250Mバイト。容量は有料で追加できるが、現在のところ請求先の住所が米国である必要がある。

 アップロードした写真は、デフォルトで全体に公開されだれでも閲覧できる。また特定のユーザーにのみ公開する設定も可能だ。画像をブログなどに埋め込むHTMLコードを出力することもできる。

 昨今の画像共有サービスとしてはシンプルな機能に抑えており、タグ付けなどの機能はなく、画像の編集機能も回転のみ。Ajaxなどを利用したインタフェースの工夫もそれほど目立たない。

画像上部の虫眼鏡ボタンを押すと、画像が約2倍に拡大。マウスで見たい場所をスクロールできるこの点はUIに凝った部分

 なお、英語版となるが、Mac向けのPicasaウェブアルバム用アップロードツールも用意されている(こちら参照)。iPhotoに組み込むタイプと単体アプリケーションがある。

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